秋といえばiPhoneの新モデルが登場する季節、機種変更の季節です。iPhoneユーザは再びiPhoneを選ぶ傾向が強く、Androidに比べればハードルは低いものの、それなりに準備は必要です。機種変更の経験はあるけれど、前回から2、3年経過したから手順を忘れてしまった、という人もいるかもしれません。

そこで押さえておきたいのが、以下に挙げる3つのチェックポイント。新しいiPhoneが手もとに届き、iOSに標準装備の移行支援機能「クイックスタート」で作業を開始する前に確認しましょう。

  • データのバックアップ
    万が一を考え、クイックスタートの開始前にこれまで使用してきたiPhoneのデータをバックアップしておきましょう。バックアップ先にはiCloudとパソコンを選択できますが、手間を考えれば断然前者(5GBでは不足するため増量が必要です)、「設定」「Apple ID(自分の名前)」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」の順に画面を開き、スイッチをオンにしましょう。電源に接続しWi-Fiが有効であれば、数時間ほどでバックアップは完了します。
  • 万一に備え、これまで使ってきたiPhoneをバックアップ

  • Apple IDとパスワードの確認
    クイックスタートでの作業には、Apple IDとそのパスワードが必須です。「設定」→「Apple ID(自分の名前)」→「名前、電話番号、メール」の順に画面を開けば、Apple ID(メールアドレス)を確認できます。パスワードは表示されないので、忘れてしまった場合にはAppleのWEBサイトでリセット/再登録しておきましょう。
  • Apple IDとパスワードは必ず確認しておきましょう

  • 「探す」をオフにする
    下取りプログラムを利用している、売却を予定しているなどの理由で、これまで使用してきたiPhoneを手放すことが確定している場合には、iPhoneを「探す」機能をオフにしておきましょう。「設定」→「Apple ID(自分の名前)」→「探す」→「iPhoneを探す」の順に画面を開き、「iPhoneを探す」スイッチをオフにすればOKです(承認のためApple IDのパスワードが必要)。
  • これまで使ってきたiPhoneを手放す場合、「探す」をオフにします