Japan Orbicは9月8日、6月1日に日本国内発表したスマートフォン「Orbic Fun+ 4G」を9月13日に、8インチAndroidタブレット「Orbic TAB8 4G」を9月22日に、それぞれ販売開始すると発表した。販路は国内家電量販店/MVNO/オンラインストアなどとなる。
Orbicは主に米国で低価格帯のモバイル通信端末を主力として展開しているメーカー。中国/インド/台湾にも開発・生産拠点を持ち、グローバルな体制でビジネスを行っている。
「Orbic Fun+ 4G」と「Orbic TAB8 4G」は、そのOrbicが日本市場参入を発表して第1弾として発表した製品群のひとつ。第1弾製品群にはこの2製品のほか、10インチAndroidタブレット「TAB 10R 4G」と完全ワイヤレスイヤホン「Orbic Ear Buds」があるが、今回の発表に際し「TAB 10R 4G」の販売開始日については後日告知するとアナウンスされている。「Orbic Ear Buds」についてはとくに言及されていない。
「Orbic Fun+ 4G」は、Snapdragon 680搭載のエントリースマートフォンで、製品発表の時点で公表された想定価格は24,800円。その名のとおり4G(および3G/2G)のみ対応な点には注意されたい。また搭載OSはAndroid 12となる。
「Orbic TAB8 4G」は8インチサイズ/HD(1,280×800ドット)表示のAndroidタブレット。低価格ながらモバイル通信(4G)のモバイル通信に対応している点が特徴といえる。想定価格は27,800円。
それぞれの製品の主な仕様は下記のとおり。
Orbic TAB8 4G
- カラー:ブルー/ホワイト
- OS:Android 12
- CPU:Qualcomm Snapdragon 680 4G
- 内蔵メモリ:4GB
- ストレージ:64GB+microSD(最大1TB)
- ディスプレイ:6.1インチ TFT液晶(1,560×720ドット)
- 通信方式:4G(LTE)/3G(UMTS)/2G(GSM)
- 対応通信バンド LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B34/B38/B39/B40/B41、UMTS:B1/B3/B5/B8、GSM:850/900/1,800/1,900MHz
- SIM:nanoSIM
- アウトカメラ:1,600万画素(f/2.0)+200万画素
- インカメラ:800万画素(f/2.4)
- Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n/ac
- Bluetooth:バージョン5.0
- バッテリ容量:4,000mAh
- 防水/防塵:IP54
- 生体認証:指紋(背面)
- インタフェース:USB Type-C(USB2.0)、3.5mmヘッドフォンジャック
- サイズ/重さ:約H161.8×W73.6×D9.83mm、約192g
Orbic TAB8 4G
- カラー:ブラック
- OS:Android 12
- CPU:Qualcomm Snapdragon 680 4G -- 内蔵メモリ:3GB
- ストレージ:32GB+microSD(最大1TB)
- ディスプレイ:8.0インチ TFT液晶(1,280×800ドット)
- 通信方式:4G(LTE)/3G(UMTS)
- 対応通信バンド LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B40/B41、UMTS:B1/B5/B6/B8/B19
- SIM:nanoSIM
- アウトカメラ:1,300万画素(f/2.2)
- インカメラ:500万画素(f/2.2)
- Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n/ac
- Bluetooth:バージョン5.0
- バッテリ容量:4,300mAh
- インタフェース:USB Type-C(USB2.0)、3.5mmヘッドフォンジャック
- サイズ/重さ:約H205.8×W128×D9.25mm、約416g