LINE Payは8月30日、本人確認前のユーザーでも送金・送付機能を使える新しい残高種別「LINE Payライト残高」を9月下旬に導入すると発表した。
通常のLINE Pay残高は、本人確認済の「LINE Moneyアカウント」に対して本人確認前の「LINE Cashアカウント」では送金・出金などの機能が制限されている。
新設されるLINE Payライト残高は、LINE Moneyアカウント/LINE Cashアカウントのアカウント種別を問わず、LINEの友だち追加とLINE Payアカウントの開設さえ済んでいれば10万円/月まで送付できる(通常のLINE Pay残高は100万円/月まで)。
ただし、LINE Payライト残高の出金はできないほか、自分で銀行口座やコンビニからチャージすることもできず、他のLINE Payユーザーから受け取った場合のみに発生する残高となる。
言い換えれば、本人確認済ユーザーから未確認ユーザーに送金しようとした際にはじめてLINE Payライト残高が発生し、受け取った側はその残高を次の誰かに送金できるということだ。