Twitterの混乱でテキストベースのコンテンツを投稿する新たな場所を探すネットユーザーが増える中、TikTokが新フォーマットによるテキスト投稿の拡張を発表した。動画や写真と同様に、クリエイターがストーリー、詩、歌詞、その他の文章をTikTok上でダイナミックかつインタラクティブに共有できる。テキストで自分自身を表現する新たな方法を提供し、テキストを用いたコミュニケーションを促す。

テキスト・コンテンツの作成画面には、「+」ボタンをタップして写真/ビデオ/テキストの3つの作成オプションからテキストを選択して移動する。投稿は、ステッカー、タグ/ハッシュタグ、サウンドの追加、背景色の変更、コメントの有効化、デュエットなど様々な方法でカスタマイズ可能。作成中の投稿は下書きとして、他の未公開投稿とともに保存できる。

TikTokは昨年10月に、複数枚の写真を投稿してカルーセル形式で表示できる「フォトモード」の提供を開始した。発表時にはInstagramを思わせる機能追加に疑問を持つ人が少なくなかったが、すぐにユーザーに受け入れられて利用が広がった。TikTokではすでに動画や画像の形でテキストベースのコンテンツを投稿しているユーザーがいるため、テキスト投稿でも同じことが起こる可能性がある。