KDDI/沖縄セルラーは7月19日、オンライン専用プラン「povo2.0」において、7月20日から海外ローミング機能を提供すると発表した。

7月20日の開始段階では、まず音声通話とSMSを海外で利用できる。通話料は渡航先および発信先(滞在国内/日本宛/他国宛)で変わる。一例としてアメリカで利用する場合の料金は、滞在国内120円/分、日本宛140円/分、他国宛210円/分、着信165円/分、SMS送信100円/通(全角70文字以内の場合)、SMS受信無料となる。音声ローミングは200以上の国・地域に対応する。

  • povo2.0が海外ローミングに対応

    povo2.0が海外ローミングに対応

データ通信の海外ローミングは8月1日から提供予定。国内利用時のデータトッピングとは別に、海外用のトッピングを購入して利用する形となる。海外データトッピングはレギュラートッピング(90以上の国・地域に対応)、エリアトッピング(特定の国のみで利用可能)、ワイドトッピング(160以上の国・地域に対応)の3系統に分かれる。

汎用性の高いレギュラートッピングのうち、0.5GB/24時間の対応は通常780円だが、当面は640円のキャンペーン価格で提供する(終了時期未定)。エリアトッピングの例としては、韓国では1GB/3日間で690円、アメリカでは1GB/3日間で780円のトッピングが用意される。

なお、povo2.0の海外ローミング機能は8月9日までに順次全ユーザーに開放される。ただし、近日中に渡航予定がある人など利用を急ぐ場合には優先的に提供する用意があり、公式サイトの海外ローミングのページにあるエントリーボタンから申請できる。