日清食品ホールディングスは、動物由来の原料を一切使用せず、本物の「うなぎの蒲焼」の食感や見た目、風味を再現した「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」を、7月18日に同社のオンラインストアで限定発売すると発表した。ネットでは「謎鰻」「正直食べてみたい」などと話題となっている。

  • 日清食品、うなぎの蒲焼を再現した「謎うなぎ」発売へ - ネット「謎肉に続き謎鰻」「正直食べたい」

    動物由来の原料を一切使用しない、本物の「うなぎの蒲焼」の食感や見た目、風味を再現した「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」が発売へ

「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」は、カップヌードルの具としてお馴染みの、同社のいわゆる「謎肉」などの大豆たんぱく加工技術を駆使することで、動物由来の原料を一切使用せずに、本物の「うなぎの蒲焼」の食感や見た目、風味を再現したという「うなぎ様」食品。複数の生地を使うことで、本物の「うなぎの蒲焼」の食感に近づけているという。

生地は「白身層」と「中間層」、「皮層」の3層構造。「白身層」は主に粒状大豆たんぱくを使用し、ふわっとしながらも繊維感のある食感を、「中間層」は植物油脂などを使用し、うなぎの身と皮の間にある脂身のとろっとした食感を再現している。また、「皮層」は、大豆たんぱくを主体とした原料で皮の質感を演出したほか、竹炭粉末を使い特有の黒さを再現。さらに、本物の「うなぎの蒲焼」から型取った専用の金型に生地を詰めて蒸し、たれを塗り、炙って焼き目をつけることでリアルな見た目も実現している。

  • 生地は3層構造で、本物の「うなぎの蒲焼」を再現

なお、今回の「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」は、先日開発が成功し話題となっていたもの。当時の発表にともなって、商品化の要望が多く届いたことから、今回の販売が実現したそうだ。

発売は同社のオンラインストアにて、7月18日正午から1,000セット限定で実施される。「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」1尾、たれと山椒のパックが2つ入ったセットで、価格は税込1,500円。1人1回限りで、2セットまでだ。

ネット上では「そんなに反響あったんだ。ちょっと食べてみたいかも」「正直これ食べてみたい、うな丼はうなぎが本体やなくてあれもうタレが本体なんよww」「謎肉に続き謎鰻、楽しめればそれに越したことはない!ぜひ食べてみたい!」などの声が寄せられた。