ヤマハは、新作アニメ映画『特別編 響け! ユーフォニアム ~アンサンブルコンテスト~』とコラボした完全ワイヤレスイヤホンを発表。ヤマハの楽譜通販サイト「Sheet Music Store」で7月26日12時から予約受付を開始し、発売日は8月23日より順次。価格は15,290円。

  • TW-E3C 黄前久美子オリジナルカラー
    (C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

さらに、全国のヤマハミュージックなどの店頭でも数量限定で販売予定で、ヤマハミュージック 名古屋店/大阪なんば店/札幌店/福岡店では8月4日から店頭のみで予約受付開始。ヤマハ銀座店では8月23日から、ヤマハミュージック 仙台店/広島店でも8月25日から、それぞれ店頭のみで販売する。

  • (C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

既存の「TW-E3C」(2022年発売/実売7,650円前後)をベースモデルとし、主人公の黄前久美子をイメージしたオリジナルカラー(イエロー)をイヤホン本体に採用。また、充電ケースに同作の英文ロゴとユーファニアムのシルエットをあしらっている。イヤホンには、新収録の音声ガイダンス(CV:黒沢ともよ)や、吹奏楽向けEQプリセット「WIND」を搭載。さらにパッケージには、アニメーションの制作陣が描き下ろしたイラストを前面にあしらったコラボモデル限定のオリジナルデザインを採り入れた。

新しい音声ガイダンスでは、Bluetoothの接続/切断、バッテリー残量などを黄前久美子の声で確認可能。また、新EQプリセット「WIND」は専用アプリ「Headphone Control」に搭載しており、「劇中歌を臨場感あふれる音で楽しめる」とする。

  • (C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

  • (C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

それ以外の主な仕様は、現行のTW-E3Cと共通。耳への負担を抑える独自技術「リスニングケア」を搭載しており、小さなボリュームのときほど低域と高域が聴こえにくく、不足しているように感じる人間の聴感特性や、リスニング環境における聴こえ方の違いに着目して、再生時の音量に合わせて音のバランスが最適になるように補正。自然で聴きやすい音を再現し、過度な音量アップによる耳への負担を抑えるとする。

Bluetooth 5.2準拠で、対応コーデックはSBC、AAC、aptX Adaptive。同時に2台の機器に接続するマルチポイント機能や、映像と音の遅延を低減するゲーミングモード、外の音を取り込みながら音楽と一緒に聴ける「アンビエントサウンド」機能も装備する。SiriやGoogleアシスタントといった音声アシスタントにも対応する。

イヤホン単体で約9時間再生でき、充電ケース込みで最大約24時間音楽を楽しめる。IPX5相当の生活防水対応。4サイズのイヤーピースや充電用USBケーブルなどが付属する。

  • (C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

  • (C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

  • (C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

『響け! ユーフォニアム』は、高校の吹奏楽部を題材にした武田綾乃の小説を原作とし、京都アニメーションがアニメ化。主人公である黄前久美子や部員たちの吹奏楽部での活動、人間模様を描いたTVシリーズが第1期(2015年)、第2期(2016年)と放送され、2018年には同シリーズのスピンオフ作品『リズと青い鳥』、2019年には映画『劇場版 響け! ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』が上映された。今回の新作『特別編 響け! ユーフォニアム ~アンサンブルコンテスト~』は4年ぶりのシリーズ最新作で、8月4日に劇場上映開始予定。小説『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話』(宝島社)から、人気エピソードを中編アニメ化した内容となる。