米Googleは6月13日（現地時間）、「Pixel」シリーズ向けの機能アップデートについてアナウンスした。スマートフォンでは、「Pixel 7 Pro」でのマクロ動画撮影、ハンズフリー撮影、安全管理／バッテリ管理機能の強化などが行われる。新機能は同日より順次配信を開始するアップデートにより提供される。
今回「Pixel」スマートフォンの新機能としてアナウンスされた内容は以下のようなもの。とくに対応機種について注記のない機能については、アップデート対象である「Pixel 4a」以降の全機種に対応する。
Googleアシスタントによる安全管理
緊急事態の通知や安全確認の予約をGoogleアシスタントに音声で設定できるようになる。安全確認に応答しない場合は、あらかじめ設定した連絡先への連絡してリアルタイムの位置情報を共有する。
自動車事故検出
自動車事故検出で、緊急通報先への連絡だけでなく、家族や友人への通知が可能となった。リアルタイムの位置情報や通報ステータスも共有できる（言語／国・地域によっては利用不可）。
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Googleアシスタントによる安全管理／自動車事故検出の新機能イメージ
シネマティック壁紙
Google AIにより、2D写真を動的な3Dシーンに変換し、壁紙として表示する。「Pixel 6」以降で対応。
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シネマティック壁紙
絵文字による壁紙
「絵文字ワークショップ壁紙」アプリにより、絵文字を使用したライブ壁紙の作成が行える。さまざまな模様や色、4,000を超える絵文字が利用可能。
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「絵文字ワークショップ壁紙」で作成した壁紙
マクロ動画
「Pixel 7 Pro」で、マクロ動画の撮影が可能となる。
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「Pixel 7 Pro」ではマクロ撮影が動画でも可能に
ジェスチャーによるハンズフリー撮影
3秒／10秒のタイマーを設定した後、手のひらを上げる動作でタイマーを作動させ、セルフタイマー写真を撮影できるようになる。「Pixel 6」以降で対応。
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手のひらを上げる動作でタイマー始動導
スマートホーム機器の管理
「Google Home」アプリを利用して、ロック画面からスマートホーム機器にすばやくアクセスできる。ホームパネルも刷新し、照明の消灯／温度調節／カメラ確認などが可能。
文字起こし機能の強化
レコーダーアプリの文字起こしにおいて、話者ラベルの付記、Googleドキュメントへのエクスポート、話者ラベル付きビデオクリップの生成、録音内の話者検索などの機能が利用できるようになる。「Pixel 6」以降で対応。
バッテリー管理機能の強化
充電管理にGoogle AIを利用し、電源に接続した際に過去の充電スケジュールに基づいて充電セッションの長さを予測。電源から取り外される1時間前に100％充電となるよう調整し、バッテリーの劣化を抑制する。
振動モードのガタつき改善
机やテーブルなどの硬い平面上にデバイスが置かれている場合、それを検出して振動の強度を下げることでガタつきを改善する。「Pixel 6a」「Pixel 7a」で対応。
