オークションサイト・ヤフオク!に、旧日本海軍の空母「大鳳」の貴重な青焼き図が出品され、ネットでは「国立博物館が買い取るべき」「まじかよ…」などと話題となっている。記事掲載時点で、入札価格は500万円を超えている。

  • 旧日本海軍「大鳳」青焼き図がヤフオクに出品され話題に - ネット「国立博物館が買い取るべき」「まじかよ…」

    旧日本海軍の空母「大鳳」の青焼き図がヤフオクに出品されている。人気の「艦これ」や「アズレン」などでも「大鳳」をモチーフとしたキャラクターが登場するので、歴史マニアでなくても、その名前を聞いたことがある人は多いだろう

出品されているのは「旧日本海軍資料■軍艦 大鳳 (空母 大鳳) 青焼き図」。第二次世界大戦時に建造された旧日本海軍の航空母艦の一隻で、日本の空母として初めて飛行甲板に装甲を張るなど、技術的な発達を遂げた艦だったが、竣工からわずか3カ月で海に沈んだとされる「大鳳」の図面だそうだ。

出品者によれば「古書籍の業者専門市場で」入手したとのこと。掲載されている画像を見る限りは本物のように見えるが、真贋のほどは分からない。オークションでは活発に質問と回答、情報の追加も行われているので、本物かどうかの参考になるかもしれない。なお本オークションは6月9日に終了する予定だ。

ネット上では「あるべきところに寄贈してくれる人が落札してくれることを望む」「いや待て待て待て待てオイオイ」「まじかよ…」「国立博物館が買い取ってネットで公開すべき」「博物館に寄贈されるべきレベルの品がヤフオクとは...」「プラモデルメーカーは1000万くらい出して手に入れていいんじゃない?この資料を元にプラモ作ったらすげぇよ?」などの声が寄せられた。