ソフトバンクは6月8日、「Xperia 1 V Gaming Edition」を6月16日に発売すると発表した。6月9日より予約の受付を開始する。同製品はソニーの5Gスマートフォン「Xperia 1 V」とゲーミングギア「Xperia Stream」を同梱したソフトバンク限定商品。
「Xperia 1 V」は、5月11日に発表されたソニーの5Gスマートフォンフラッグシップ機の最新モデル。最大の特色は「Exmor T for mobile」と名付けられた新開発の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーをメインカメラに搭載している点で、このセンサーでは、単にイメージセンサーを大型化するだけでなく、積層構造により光を取り込むフォトダイオードと処理を行うトランジスタのそれぞれを拡大しており、高感度と低ノイズを実現している。新センサーだけでなく、高性能なQualcomm Snapdragon 8 Gen 2によってAIの活用やさまざまな画像処理技術の搭載が可能となっており、カメラ性能が大きく向上している。
「Xperia Stream」は2022年10月に発売された「Xperia 1」シリーズ用のゲーミングギアで、本体の冷却や映像・音声の出力、有線LAN接続などが行える。当初は「Xperia 1 IV」の専用外部オプションとして発売されたが、「Xperia 1 V」の発表にあたり、正式に「Xperia 1 V」に対応することがアナウンスされている。
ソフトバンクでは「Xperia 1 V」の発表と同時に「Xperia 1 V Gaming Edition」の発売を表明しており、発売日を6月中旬としていた。今回その発売日が正式に決定したことになる。ソフトバンクからは「Xperia 1 V」単体での販売は予定されていない。発売日決定の時点では価格は公表されていない。
ソフトバンクが公表している「Xperia 1 V」の主な仕様は下記のとおり。
- カラー:ブラック/プラチナシルバー
- OS:Android 13
- CPU:Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2
- 内蔵メモリ:12GB
- ストレージ:256GB+microSDXC(最大1TB)
- ディスプレイ:約6.5インチ 有機EL(3,840×1,644ドット)
- 通信方式:5G/4G
- 対応通信バンド(国内) 5G:n3/n/28/n77/n78/n257、FDD-LTE:B1/3/8/11/18/19/28、TDD-LTE:B41/42、3G(W-CDMA):Band VIII
- SIM:nanoSIM/eSIM
- アウトカメラ:約1,200万画素+約4,800万画素(記録画素数約1,200万画素)+約1,200万画素
- インカメラ:約1,200万画素
- Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
- Bluetooth:バージョン5.3
- バッテリ容量:5,000mAh
- 防水/防塵:IPX5、IPX8/IP6X
- 生体認証:指紋認証
- その他の機能:おサイフケータイ、ワイヤレス充電(Qi)、ハイレゾ対応
- インタフェース:USB Type-C
- サイズ/重さ:約W71×H165×D8.3mm、約187g
ソニーが公表している「Xperia Stream」の主な仕様は下記のとおり。
- インタフェース:USB Type-C(給電のみ)、HDMI(プレミアムハイスピード)、LAN(100BASE-TX)、3.5mmオーディオジャック
- サイズ/重さ:約W185×H80×D39mm、約142g