ソーダストリームは6月6日、ワンタッチ操作で炭酸注入できる電動炭酸水メーカー「E-TERRA(イーテラ)」を発表した。同日から直販サイトなどで順次販売開始する。価格は24,200円。カラーはホワイトとブラックの2色。

  • E-TERRA。カラーはホワイト(左)とブラック(右)の2色展開

  • 新製品発表会では女優の松本若菜さん、宇宙飛行士の毛利衛さんがゲストとして登壇

ソーダストリームの炭酸水メーカーは、背面に設置したガスシリンダーの圧力で専用ボトルに入れた水に二酸化炭素を注入し、自宅で炭酸水を作れる製品。短時間で飲みたい量だけ炭酸水を作れる点や、ペットボトルの購入・処分が不要で環境負荷を減らせる点が特徴だ。また、500mLあたり約20円で炭酸水を作れるため、節約にもなる。

E-TERRAは、2022年2月に発売した「TERRA」のデザイン・機能を引き継ぎつつ操作をよりシンプルにし、炭酸注入時にブルーのLEDライトが光る機能を追加した上位モデル。

  • 炭酸ガス注入中はブルーのLEDライトがボトル内に照射される仕組み

天面のボタンで操作を行う点はTERRAと同じ。TERRAは複数回ボタンを押して炭酸の注入量を調整する必要があったが、E-TERRAは、弱・中・強の3つのボタンを用意し、ワンプッシュ操作で炭酸水を作れるようになった。炭酸注入にかかる時間は約5秒(炭酸の強さによって多少異なる)。なお、2回連続で炭酸を注入してより強い炭酸水を飲むことも可能だ。

  • 弱・中・強の3段階から好みの強さの炭酸水をワンタッチで作れる

ガスシリンダーの装着箇所は、TERRAに引き続き「シリンダークイックコネクト」を採用している。ガスシリンダーを設置して上部のハンドルを下ろして固定するだけのワンタッチ操作のため、ほかのモデルのねじ込み式シリンダーより交換に手間がかからない。

  • ハンドルを下ろすだけで固定できる

本体サイズはW130×D196×H427mm、重さは約1.8kg。スターターセットには、電源アダプター、ガスシリンダー60L用×1、DWSボトル(キャップ付)1L×1が付属する。

付属の専用(DWS・ディッシュウォッシャーセーフ)ボトルは、繰り返し使え、70度までの食器洗浄機に対応する。ガスシリンダーは、同社の60L用ピンクシリンダーのみ対応(従来モデル向けのブルーシリンダーは使えない)。

  • 子どものときから強炭酸が好きだという松本若菜さんは「最高です。お風呂上がりに飲みたいですね」と美味しさに満足したようす

  • 毛利衛さんは微炭酸を飲んだ後、“追い炭酸”して味わった。「美味しかったです。なおかつ、(プラスチックごみも抑えられて)SDGsに貢献できるので是非使っていきたいです」と語った