日本の総人口が、50年後に8,700万人にまで減少するという新たな推計が発表され、ネット上で議論を呼んでいる。少子高齢化の問題も深刻化していくようだ。

  • 日本の将来人口、最新推計で50年後に8700万人まで減少 - ネット「問題は高齢化」「東京増えてるっぽいの闇」

    50年後の日本の総人口、8,700万人まで減少するという新たな推計が発表される。少子高齢化はこのまま深刻化し、人口に占める外国人の割合も1割まで増えるとか

推計は厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が、日本の人口動向を分析し、将来の人口規模や年齢構成を予測するために5年ごとに調査しているもの。最新の「日本の将来推計人口(令和5年推計)」によると、50年後には日本の総人口が現在の7割に減少し、うち65歳以上の人口が総人口のおよそ4割を占めるようになるという。

具体的には、2020年10月1日に時点で1億2,615万人だった日本の総人口は、2070年には8,700万人にまで減少する見込みだそうだ。また、合計特殊出生率(女性が一生に産む子どもの平均数を示す指標)は1.44から1.36に低下する一方で、平均寿命は伸びるという。そして2070年には、65歳以上の割合が総人口の38.7%を占めるとされている。また、少子高齢化で労働力が不足する影響もあってか、総人口に占める外国人の割合も2020年の2.2%から2070年には10.8%にまで増え、10人に1人は外国人という人口構成が予測されている。

ネット上では「10年ぐらい前の人口予想と較べてみたい」「結婚する人も減って、子供を作る人たちも1~2人くらいしか作らないから、減る一方だよなー 3人は作らないと人口は増えない」「東京の人口は増えてるっぽいので闇が深い」「国土面積的にはソレぐらいの人数で丁度いい筈」「問題は人口減よりも高齢化の方だと思います」「どうにかしないと」などの声が寄せられた。