ポータブル電源を持っている人は絶対に買うべき!と断言できるアイデア商品をダイソーで発見しました。一般的な電球をコンセントに変換するソケットで、手持ちのLED電球を装着するだけで、ポータブル電源がどこにでも設置できる明るい照明に早変わり! 万が一の停電時も、室内が真っ暗闇になって心細くなることを避けられますよ。
LED電球がポータブル電源で使える!
今回、100円ショップのダイソーで発見したのが「E26口金ソケットアダプタ」(110円)。一般的なE26口金の電球を、家庭にあるAC100Vのコンセントに差し込んで使えるようにするアダプターです。コンセントの2つの電極を電球のソケットに変換するだけ、と構造はきわめてシンプル。
住宅の天井や壁に照明器具を増設する際、電気工事士の資格を持った人による工事が必要になりますが、これがあれば工事不要で壁のコンセントなどに電球を設置できます。天井の照明が故障した際、これがあれば明かりが確保できる、という仕組みです。ただ、家庭のコンセントは部屋の隅や床の近くなど位置が限られており、理想的な明かりを得るのは難しいのが欠点といえます。
このアダプターが本領を発揮するのが、ポータブル電源と組み合わせたとき。災害などの停電時でも明かりが確保できるだけでなく、壁のコンセントに縛られる必要がなくなるので、ポータブル電源が置ける場所ならばどこにでも光源を設置できます。もちろん、電源がない屋外のキャンプなどでも、手間なく明かりが確保できます。ポータブル電源と組み合わせるために生まれてきた商品なのでは…と思うほどです。
40W型相当のLED電球を使ったところ、思っていた以上に周囲を明るく照らしてくれました。ポータブル電源のなかには、側面や背面に照明用のLEDを内蔵している製品がありますが、それよりも断然明るくなります。60W型相当のLED電球なら、相当な明るさが得られそうです。
幅のあるテーブルタップをポータブル電源に接続し、そこにアダプターを装着したLED電球を取り付ければ、複数のLED電球でさらに明るく照らすこともできます。テーブルタップを用いれば、電球を上向きにできるのもポイントです。
E26口金の一般的な電球が使えますが、ポータブル電源は床やテーブルに近い場所に設置することから、通電時にかなりの熱を帯びる白熱電球は火災の原因になるため使わないほうがよいでしょう。スマホとの連携機能を持つスマートLED電球ならば、遠隔操作でオンオフを制御したりタイマーで自動制御できるようになるので便利です。
取り扱っているダイソーの店舗はあまり多くない?
わずか110円でポータブル電源がさらに便利に活躍するE26口金ソケットアダプタ、欠点は在庫を持つダイソーが意外に少ないこと。今回、購入しようと近所のダイソーを巡ったのですが、4店舗目でようやく購入できたほど。大きめのダイソーでないと入手できないかもしれません。ポータブル電源メーカーが付属品の1つにしてくれると理想的だと感じます。
ポータブル電源をすでに使っている人は、備えておけば何かと便利に活躍してくれるはず。ぜひ試してみてください。