銀一は4月17日、コンパクト設計のRODE製ワイヤレスマイク「Wireless ME」(ワイヤレス ミー)を発表した。送信機1台と受信機のセットで、受信機側にもマイクを備えた。価格は25,300円で、4月21日より発売する。

  • RODE製ワイヤレスマイクの新版「Wireless ME」(ワイヤレス ミー)

クリップで衣服やカメラのコールドシューなどに装着できるシンプルデザインのワイヤレスマイク。送信機 / 受信機ともに、音声集音のための「MEマイク」を内蔵。音声を同時録音することで互いに離れた位置の音が拾いやすくなる。受信機には最大2台までの送信機をペアリング可能。ワイヤレスミーなど送信機を別途追加すれば、デュアルチャンネルでの録音や受信機のマイクを含めた3マイクシステムでの録音も可能となる。

  • 内蔵のクリップを利用すれば服などに固定できる

  • iPhoneなどのスマホとはケーブルで接続する

  • クリップの形状はシューと同じなので、デジタルカメラのシューに固定できる

「ゲインアシスト機能」を搭載しており、入力ゲインを自動制御して音割れなどを防止。聞き取りやすい適切なレベルで録音を行える。また、高品質なマイクカプセルの採用により、クリアで高解像度の音声を得られる。

送信機と受信機は、2.4GHzデジタル伝送と128bit暗号化をサポート。見通し100m以上の範囲で安定したワイヤレスシステムを構築できる。起動も素早く、電源投入後わずか数秒でペアリングも完了する。スマートフォンなどとの接続は有線で、ケーブル類が付属する。

スマホ用のカメラアプリ「RODE Capture」では、メインカメラとインカメラの同時録画に対応。ワイヤレスミーと連携することで、前後の映像と音声の同時録画を可能としている。マイクの各種設定も可能だ。

本体にはリチウムイオンバッテリーを内蔵し、バッテリー駆動時間は最大7時間。本体サイズはともにW44×D18×H45mm、重さは32g。対応OSはWindows 10以降、mac OS 10.15以降、Android 11以降、iOS 14以降。ファーウインドシールド×2、ポーチなどを同梱している。