コロナは4月13日、本格的な暑さが到来する前に実施すべき「エアコンの試運転」の方法ついて紹介した。

  • 試運転では、温度設定を「最低温度」に設定し、風量を「最大」にして10分程度運転する

同社によると、例年、エアコンを使い始める6~7月になると不具合や故障などの問い合わせが急増し、修理依頼をしても対応に時間がかかってしまう場合があるという。そこで、本格的な暑さが到来する前の5月〜6月中にエアコンの試運転をし、夏への準備を行うよう推奨している。

試運転の前に、まずは室内ユニット・室外ユニットの吸い込み口や吹き出し口がふさがれていないか確認するとともに、エアコンフィルターの掃除を行う。さらにドレンホースの排出口がふさがれていないかを確認する。

また、電源プラグがしっかりとコンセントに差し込まれているか確認し、リモコンの乾電池を正しくセットする(同社は1年に1回の電池交換を推奨)。

次に、エアコンの運転モードを「冷房」に設定し、温度設定を「最低」温度に、風量を「最大」にして10分程度運転する。

そこで、「風がきちんと出ているか」「運転中に異常を示すランプが点滅していないか」をチェックし、問題がなければさらに30分運転を続け、室内機から水漏れがないかを確認する。もしも不具合が見つかった場合は、購入店やメーカーに相談すること。