「即時通知」をオンにしても、集中モードが有効なときリアルタイムに通知が届きません!? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

春といえば新生活、新しいiPhoneで心機一転という人も多いはず。端末を入れ替えればアプリも変わるもの、アプリが変われば目新しい通知も届きはじめ...という場面で「即時通知」という単語に行き当たるかもしれません。

即時通知とは、通常の通知と同様リアルタイムに発信する機能です。すべてのアプリに用意されているわけではなく、速報性が重視されるニュース配信アプリ、即時性・即応性が大切なSNSアプリ、突然の雷雨や災害情報をいち早く知らせることに価値がある天気情報アプリなどに装備されています。多くのアプリは非対応、と考えていいでしょう。

即時通知は各アプリの設定画面にある「即時通知」スイッチでオン/オフできますが、このスイッチをオンにしても、そのアプリの通知は集中モードが有効なときただちに配信されるわけではありません。集中モードが有効なとき通知を(通常の通知と同様)リアルタイムに知りたい場合には、そのアプリを通知を許可するアプリとして登録する必要があります。

たとえば、「仕事」集中モードが有効なときLINEの通知をリアルタイムに受け取るには、「設定」→「集中モード」→「仕事」の順に画面を開き、「App」項目をタップします。現れた画面で「通知を許可」にチェックが入っていることを確認したあと、「追加」ボタンをタップし、LINEを追加しましょう。これで、以降LINEが発信した通知は、「仕事」集中モードがオンのときでもリアルタイムに把握できるようになります。

同様に、集中モードが有効なときでも通知をリアルタイムに知りたいアプリがある場合は、該当する集中モードの「App」項目へ登録しておきましょう。時間指定要約のオン/オフにも影響を受けないので、確実ですよ。