Sapphire Rapids対応のWSマザーボード

ASUSの「Pro WS W790-ACE」は、Intel W790チップセットを搭載するワークステーション向けのCEBマザーボード。最新のXeon W-3400/2400(Sapphire Rapids)シリーズに対応し、最大2TBのECC R-DIMM DDR5メモリの搭載が可能だ。LANはMarvell AQtion 10GbE+Intel 2.5GbEで、SlimSASポート×3もサポート。価格は150,000円前後だ。

  • ASUSの「Pro WS W790-ACE」。ヒートシンク付きのM.2スロット×2も搭載する

    ASUSの「Pro WS W790-ACE」。ヒートシンク付きのM.2スロット×2も搭載する

  • バックパネルには、10GbEと2.5GbEのデュアルLAN、USBポート×13などを用意

全長が抑えめのGeForce RTX 4070 Ti

GIGABYTEの「GV-N407TWF3OC-12GD」は、比較的コンパクトなGeForce RTX 4070 Tiグラフィックスカードだ。トリプルファンクーラーを搭載しながら、全長は261mmに抑えられており、小さめのケースでも扱いやすいだろう。映像出力は、DisplayPort×3とHDMIという標準的な構成。価格は133,000円前後だ。

  • GIGABYTEの「GV-N407TWF3OC-12GD」。トリプルファンにしてはコンパクトだ

  • カードは2.5スロット厚。幅も126mmに抑えられており、干渉しにくいだろう

スタンダードな簡易水冷に24cmモデル

Corsairの「H100x RGB Elite」は、アドレッサブルRGB LEDを搭載したオールインワン水冷CPUクーラー。すでに12cmラジエータのモデルが発売されていたが、これはその24cm版となる。ファンの回転数は400~1,500rpmで、エアフローと静音性に優れる。価格は16,000円前後と安めで、同社製クーラーの入門としても良さそうだ。

  • Corsairの「H100x RGB Elite」。柔軟で劣化に強いゴム製チューブを採用する

  • 利用イメージ。水冷ブロックとファンによる鮮やかなライティングが楽しめる

太陽神の名を冠するフルタワーケース

ASUSの「ROG Hyperion GR701」は、フロントでクロスするX字型のフレームが印象的なフルタワーケースだ。製品名の"Hyperion"は、太陽神のこと。その名にふさわしいフラグシップモデルになっており、アルマイト加工やヘアライン仕上げによる外観は非常にスタイリッシュだ。価格は73,500円前後。

  • ASUSの「ROG Hyperion GR701」。フレームは80kgまで対応するハンドルにもなる

  • マザーボードの横には、ファン、SSD、ROGライティングパネル等を設置できる

マザーボードはE-ATXに対応。14cmファンを4つ標準搭載するなど、冷却性能が高く、フロントとトップには42cmラジエータの設置も可能だ。両サイドパネルはヒンジ式で、ツールフリーで簡単に開閉できる。そのほか、ARGB×8とPWMファン×6に対応するハブや、グラフィックスカードホルダーなども備える。

  • フロント上部のI/Oパネルには、急速充電が可能なUSBタイプCを2ポート備える

  • ケース下部の小物入れに工具等を入れておけば、メンテナンス時に便利だ