NTTドコモは、公式サイトで公開しているサービスエリアマップを更新し、利用機種に応じた5Gサービスエリアの情報提供を開始した。

ドコモ公式サイトのサービスエリアマップでは、5G/LTE/FOMA(3G)それぞれのエリアを地図上で確認でき、現在のエリアに加え、2カ月後と5カ月後の拡大予定を反映したマップも見られる。

  • 利用機種ごとの正確な5Gエリアを確認できるようになった

    利用機種ごとの正確な5Gエリアを確認できるようになった

5Gエリアに関しては「5Gエリア(28GHz)」「5Gエリア(4.5GHz、3.7GHz)」「5Gエリア(3.5GHz、3.4GHz、700MHz)」の3通りに色分けされ、スポット的に整備されるミリ波(28GHz)は別途ピンで示されている。

このため、従来は自身の持つ端末がどの周波数に対応しているかを把握したうえでエリアマップと見比べる必要があったが、今後はエリアマップの左側にあるメニューで利用機種を選択すれば、その機種の対応バンドにあわせた情報が表示される。

また、マップ上では4Gから転用された周波数帯(3.5GHz、3.4GHz、700MHz)が色分けされないため、従来はこれらの一部だけに対応する端末では正確な利用可能エリアの確認が難しかった。この点に関しても、機種別の絞り込みに対応したことで改善されている。