スイッチサイエンスは3月27日、Raspberry Pi財団が2022年6月30日に発表した「Raspberry Pi Pico W」を3月27日から販売開始した。価格は1,210円。
「Raspberry Pi Pico W」は、Raspberry Pi財団が独自開発したRP2040マイコンを搭載する「Raspberry Pi Pico」に、Infineon CYW43439無線チップを追加搭載したモデル。工事設計認証(技適認証)の取得と表示手順が完了したことで発売が決定した。シングルバンドの2.4GHz帯(IEEE802.11n)無線LANインターフェースを搭載し、無線LAN機能が利用できるのが特徴だ。
「Raspberry Pi Pico W」は、2.54mmピッチのピンヘッダをはんだづけ、もしくは表面実装部品として利用可能。2MBフラッシュメモリを搭載し、電源/データ通信用(プログラム書き込みも可能)のMicro USB Type-Bポートを備える。
電源には、USBのほかにも、外部電源や電池などを利用可能。ソフトウエアサンプルやドキュメントを含んだSDKも用意する。本体サイズはW21×L51.3×H3.9mm、重さは4g。