ドイツのプレミアム家電ブランド「ミーレ」が、家電製品を気軽に体験できる「Miele Experience Center(ミーレ・エクスペリエンス・センター)日比谷」を3月16日にオープンしました。
ミーレのショールーム「Miele Experience Center」は東京の目黒と表参道、そして大阪と神戸にあり、今回の日比谷で5店舗目。実物に触れつつスタッフからレクチャーを受けられるほか、ミーレの家電を使ったイベントにも参加可能。「ミーレの家電がある暮らし」を体感できる店舗です。3月15日・16日に行われたメディア向けのオープニングイベントからお届けします。
Miele Experience Center 日比谷は、東宝日比谷プロムナードビル1階にオープン。東京メトロ日比谷駅 A5出口からほぼ直結です。営業時間は3月17日~19日が11:00~19:00、3月20日以降が11:00~20:00となります。
周辺は、日比谷ミッドタウン、東京宝塚劇場、帝国ホテル、日比谷シアタークリエ、日比谷シャンテなどが並ぶ商業エリアです。
ミーレは1899年にドイツで誕生した家電メーカー。創業以来、20年間の使用に相当する製品テストを実施し、高い品質とデザイン性にこだわった製品を世に送り出しています。1992年に、アジア初の支社としてミーレ・ジャパンを設立しました。
ミーレが日本国内で取り扱っている製品は、掃除機、洗濯機などのランドリー製品、ビルトインオーブンやコーヒーマシンなどの調理機器、食器洗い機、洗剤やアクセサリー類です。
新オープンのMiele Experience Center 日比谷では、国内で扱っている全カテゴリーを展示。通電しているため、実際の操作性や運転音などを確認できます。食器洗い機とランドリー製品では一部給水できる展示もあり、洗う様子の体感も。ほかのエクスペリエンス・センターは事前予約が必要ですが、日比谷店は予約優先制となっています。
「日比谷店は、いつでもどなたでも気軽に立ち寄っていただける店舗です。店頭スタッフによるご説明が必要な場合は、ご予約いただく形となります」(臼井ストアマネージャー)とのことなので、日比谷に遊びにきたときに、友人や家族とフラッと立ち寄ってみるのもよさそうです。
3月17日~19日のオープンイベント期間中は、「ミーレのあるサステナブルな暮らし」の魅力を体験するミニツアーを実施。このツアーでは、ランドリー製品、食器洗い機、調理機器、掃除機と全製品ラインナップの特徴を紹介します。3月15日のメディア向け内覧会にて、ミニツアー(ダイジェスト版)を体験しました。
セルフ型調理家電の体験や、マカロンのデモンストレーション
Miele Experience Center 日比谷では、初の取り組みとしてミーレの家電を体験しながら調理を楽しめる「サステナキッチン」を実施します。
第1回のサステナキッチンは、フレンチレストラン「日比谷パレス」とのコラボレーション。料理長が自ら、ミーレのオーブンを使用したオリジナルメニューを考案し、自宅でも作れるオーブン料理を体験できます。なお、サステナキッチンは予約制です。今後の予定はミーレのWebサイトをこまめにチェックしましょう。
3月16日~19日はグランドオープンイベントとして、ピエール・エルメ・パリのイベントも企画。期間中、ピエール・エルメ・パリのシェフ・パティシエが目の前でマカロンを焼き上げるデモンストレーションを見られます。数量限定にはなりますが、当日の様子をSNSに投稿した人にはマカロンの試食も。詳細はミーレのWebサイトを参照のこと。
20年間の長期使用を想定したミーレ
ミーレ・ジャパンの冨田社長は、日比谷を「今と昔が融合する不易流行(ふえきりゅうこう)を体現している街」、「美味しいレストランがたくさんある街」とし、日比谷では特にプレミアムな調理体験を提供していくと話しました。
ミーレの調理家電は基本的にビルトインタイプですが、キッチンスペースを有効に使えるビルトイン家電は日本の住宅事情とも親和性が高いのです。実際に、ビルトイン家電へのニーズが高まっているそうで、直近10年間の売り上げにおけるビルトイン家電の年平均成長率は2桁を達成しているとのこと。
続けて、ミーレは創業以来、長期使用を前提として製品を設計・製造しており、それは修理のしやすさにもつながっているとします。長期使用こそが究極のサステナビリティという考えから、「家電を何台も買い換えるのではなく、お手入れや修理をしながら1つの家電を長く使っていただきたいと思っています。この新しい家電に対する文化と価値観を日本の中でも根付かせていきたいと思います」(冨田社長)としました。