エプソンの時計ブランド「Orient Star」から、クラシックコレクションの限定モデルとして「メカニカルムーンフェイズ M45」が登場する。発売は4月20日、公式オンラインストア「with ORIENT STAR」45本、プレステージショップ145本の限定販売となる。価格は308,000円(プレステージショップ販売モデルには替えベルトが付属し、319,000円)。

  • 「with ORIENT STAR」限定モデル(RK-AY0117L)

  • プレステージショップ限定モデル(RK-AY0118L)

オリエントスターは、オリエント時計の創業当時(1951年)に「輝ける星」と呼ばれるような時計という願いを込めて開発された機械式時計で、70年以上の歴史を持つ。

今回の限定モデル「メカニカルムーンフェイズ M45」は、夜空を神秘的に彩る星団「M45(すばる)」をテーマとしている。すばるは、初冬の東の空に見られるおうし座の散開星団。これまで時や季節の目印とされ、平安時代の随筆「枕草子」にも登場する。

ブルーグラデーションの文字板には、すばるを繊細な型打ち模様で表現。光の入る角度によって表情が変化し、星がきらめく情景を作り出すという。その上には、独自に調合した塗料をグラデーション専用機で色の濃さや幅を微妙に調整しながら塗布し、文字板中心のブルーから外周に向かってブラックへと変化する階調を生み出している。最後に、塗装面の上を厚く透明なラッピング塗装で覆い、夜空の奥深さを演出した。

  • 3工程によりすばるの情景を表現したブルーグラデーションダイヤル

文字板12時位置にはパワーリザーブ表示、6時位置には指針式の日付カレンダー表示を併せ持つムーンフェイズ表示を搭載。ローマ数字を採用した黒いインデックスは、重ね印刷によって立体感と陰影を形成し、背景から際立つように仕上げられている。インデックスやパワーリザーブには、すばるの中でひときわ輝く星を思わせる金色のドットを配置した。

  • ブルーの時分針は、鏡面と筋目の仕上げ分けにより時刻の判読性を高めている

  • ステンレススチールのケースには黒めっきを施し、夜空を表現

  • 裏ぶたはシースルーバック

ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは縦49×横41×厚さ13.8mm、風防は表側が両球面サファイアクリスタル(SARコーティング)、裏側がサファイアクリスタル、防水性能は日常生活用強化防水(5気圧)。

自社製の手巻き付き自動巻き機械式ムーブメント「キャリバー F7M65」のパワーリザーブは50時間以上。時刻・日付表示のほか、月齢機能、パワーリザーブインジケーター(12時位置)を備える。