マップの「現在地をマーク」とは、アイコンを長押しすると現れるメニューのことですね? ホーム画面からすぐに呼び出すことができ、工夫次第であとから役に立ちますから、活用事例をいくつか覚えておいても損はありません。

「現在地をマーク」は、マップアプリで地図上の任意の位置を長押しすると現れる「ドロップされたピン」と同じです。マップアプリを開かずにピンをドロップできる代わりに、ピンの位置は自動的に現在位置(iPhoneのGPS機能で測定された緯度/経度)が設定されます。つまり、現在地にすばやくピンをドロップすることが「現在地をマーク」のおもな役割です。

ドロップしたピンは、マップアプリにおける"目印"になります。たとえば、広い公園を散策しているとき、絶好の撮影スポットを見つけたとします。機材など準備を整えてから再訪しようとしたら、とりあえず「現在地をマーク」しておけば、時間が経過しても迷うことはありません。

ピンは住所を調べる目的にも役立ちます。ルート検索の出発点/到着点としても利用できるほか、よく使う項目に登録して情報を残すことも可能です。

ただし、マップアプリに存在できるピンは1本のみです。あとから「現在地をマーク」するなどしてピンを追加すると、前回ドロップしたピンは消えてしまいます。履歴も残らないため、あとで正確な位置を探せなくなるので注意しましょう。

  • 「現在地をマーク」は、マップアプリで地図上の任意の位置を長押しすると現れる「ドロップされたピン」と同じです