2022年SNSなどで話題となった単語当てゲーム「Wordle」は、約1年が経過した現在も、そのブームは衰えることなく、多くの愛好家が日々プレイを楽しんでいる。新たな派生ゲームも続々と登場しており、本家ではやや刺激が薄れてきたというユーザや、さらにマニアックなゲームを楽しみたいというユーザに受けているようだ。
今回はそんな国内外のWordle派生ゲームについて、この1年のうちに新たに登場した5つのニューフェイスを紹介する。本家のリリースから一定の日数が経過していることもあり、これまでの派生バージョンと比べると、かなりの“色モノ”が多いのも特徴だ。脳トレ感覚で楽しんでいるユーザも多いと言われる「Wordle」、これらの派生ゲームとともに楽しんでほしい。
WordPlay
「WordPlay」は、1日に1回しかプレイできない本家のWordleと異なり、無制限のプレイが可能なWordleクローン。ルール自体はWordleと同様だが、最初に入力する単語の質を判定してくれたり、正解を音声で読み上げる機能が用意されていたりと、本家にはない新鮮さがある。ちなみに本家よりマニアックな単語が出題される傾向が強いようだ。
Quordle
「Quordle」は、Wordleを4つ同時にプレイするという奇想天外なゲーム。といっても入力フォームはひとつだけで、入力した単語は4つの回答それぞれに対して正誤が判定され、最終的にどれだけ早く4ゲームすべてで回答を見つけ出せるかを競う。どのタイミングでひとつのゲームに集中してクリアするか、タイミングの見極めがなにより重要だ。
Primel
「Primel」は、英単語ではなく5桁の素数を入力するゲーム。ルール自体はWordleと同じで、かつ文字の種類は10個に限定されているとはいえ、そもそも5桁の素数を見つけるだけで一苦労で、そのマニアックさでは群を抜いている。もっともきちんと素数が通るまでリトライは自由に行えるので、忍耐力でいかにカバーするかが鍵になる。
Flappy Birdle
「Flappy Birdle」は、タイピングによって上昇する鳥を操る横スクロールゲームをプレイしながら単語当てゲームを同時進行させるという、アクションゲーム要素が合体したゲーム。たとえ5文字の単語が正解であってもタイピング中に鳥が墜落してしまうとゲームオーバーになるため、頭の中に浮かんだ単語を1文字ずつ一定ペースで入力するテクニックが必要になる。
テツドル
「テツドル」は、「駅名版Wordle」とでも呼ぶべき、5文字の駅名を当てるゲーム。カナで入力するスタイルで、濁音などが独立していることから、26文字で完結するアルファベットに比べて選択肢の幅が広いことに加えて、そもそも駅名を知っていなければ太刀打ちできないことから、直感よりも知識量が求められる。