ジェーシービーと神奈川県横須賀市、トッパン・フォームズは、大規模な災害発生による通信障害や電源途絶を想定し、横須賀市内の協力店舗でマイナンバーカードを使用した、オフライン環境下でのキャッシュレス決済システムの実証実験を開始すると発表(pdfが開きます)した。3月11日以降順次開始を予定している。ネットでは、「良いじゃん👍」などと注目が集まっている。
この実証実験は、災害時のオフライン環境でも利便性が高く、安全安心にキャッシュレス決済ができる決済システムを構築するというもの。マイナンバーカードのICチップ内にある空き領域を利用して、カードアプリケーションを搭載することで、利用者がさまざまなサービス受けられるアプリケーション搭載システムを活用して行われる。
決済用のIDや上限金額などの情報が付与されたマイナンバーカードを使い、店舗にてキャッシュレス決済。決済端末に利用日や、利用額などの情報を保存し、通信が復旧したらデータを収集するという仕組みだ。
本実証実験では、JCBはオフライン環境下で実施された決済情報の精算集計を、トッパン・フォームズはテスト用マイナンバーカードへのアプリケーションの導入と、決済を行う店舗用決済端末および端末に搭載するアプリケーションの提供を担当するとのこと。
災害時、通信障害などが起き、店舗のネットワーク接続が遮断されオフライン状態になることで、キャッシュレス決済ができなかったり、スマートフォンのタッチ決済が利用できなかったりしても、マイナンバーカードで日用品などを購入できるようになると期待される。
ネット上では「ほぇぇーこれは、頑張ってほしいな」「凄いな、これは有効に使えると強い」「良いじゃん👍マイナンバーの機能はいずれ全部スマホに入るかと思ったけどカードも残りそうだね」「国営プリペイドカード!?」などの声が寄せられた。