CP+の目玉企画の一つがアウトレットで、毎年大混雑になるほどです。しかし、今年はさらに拍車がかかっていました。というのも、今年のCP+は初日が祝日で、ふだん平日は仕事や学校に行く人も朝から来場可能できるです。また、アウトレットは今まで別会場でしたが、今回は通常のホールでの開催でした。

だいぶ収まりつつはあるとはいえコロナ禍での開催であることから、今回のアウトレットは「アウトレットだけ別行列&別入場口」、「50名の人数限定&20分の時間制限入れ替え制」という方法に変更。取材途中に会場外の待機列を見たところ、大行列となっていました。

  • 開場30分ほど前の段階でこの行列。前から10列目ぐらいの人に話を聞いたところ、「10時前に並んだ」とのこと

  • 20分ごとの入替制&50名の人数制限アリということで、次の人たちがこのように待機しています

  • 制限時間の把握に関しては、競技大会などで使われる巨大クロックが用意されていました

アウトレットのなかでも特に大人気なのがメモリカード。東芝時代の在庫をかき集めてきたと思しき商品が用意されていましたが、今回は「メモリカードだけさらに別行列」、「1人10品まで」という制限がありました。

なかには「持ってきたのが数枚のものもある」とのことでしたが、筆者的にはICレコーダー用の低容量microSDカードや、luaスクリプトが動くFlashAirもあるのが気になったところ(FlashAirは早々に売り切れていました)。

  • メモリカードは基本東芝ブランドで、一部キオクシア(KIOXIA)でした。商品はSDカードとmicroSDカードが大半で、USBメモリーや外部HDDもあり。アウトレットゆえに、すべて保証なしでした

どれも格安ということもあり、キャスター付きのハードバッグは会場直後になくなっていました。また、フィルターもお手ごろでしたが、40.5mmや48㎜というレアサイズも置いてあり、じっくり探すと掘り出し物が見つかりそうです。その一方で、20分の時間制限があるため、今年のアウトレットはなかなか難しい感じです。

  • フィルターも結構品ぞろえがあり、口径の特殊なモノもありました。探せば掘り出し物が見つかりそう

  • 高所撮影用の三脚。若干の傷アリや旧仕様などの理由で特価になっていました

  • ここではハードケースが特におススメといわれましたが、開場とともに瞬殺する人気ぶり

  • 16時30分ごろの売れ行き状況。microSDカードの人気が低いようでしたが、保証なしが問題なのか大容量カードも残っていました。ちなみに真っ先に売り切れたのはポータブルHDDでした。2TBで2,000円だから当然?