MK JAPANは2月9日、EENOURブランドのポータブル電源「P5000」を発売した。UPS(無停電電源装置)の機能も備え、不意の停電の際もパソコンなどのシャットダウンを防げる。Amazonでの価格は499,900円。

  • P5000

リン酸鉄リチウムバッテリー(LifePO4)を使用する容量5,120Wh/1,600,000mAhのポータブル電源。同容量の従来品と比べ、約32%軽量化しつつ、約40%体積を削減している。

充放電サイクル数が3,500回と多く、約10年間使用できる長寿命だという。バッテリマネージメントシステム(BMS)と制御装置(MCU)を備え、高温、過熱、過電から本体を保護する。

UPS(無停電電源装置)を搭載。普段からパソコンなどのデバイスを接続してスルー電源として使用していれば、停電すると0.01秒以内に内蔵バッテリーからの給電へ切り替えるため、バックアップ電源として役立つ。

  • UPSとしても役立つ

出力ポート数は、ACコンセント×5口、USB Type-A×4基(2基はQC 3.0対応)、USB Type-C×2基、DC5521×2基、シガーソケット×1基、航空ソケット×1口。

ポート出力は、ACコンセントが定格2,200W(瞬間最大4,000W)、USB Type-Aが最大5V/2.4A(合計12W)、QC3.0対応ポートは最大12V/1.5A(合計最大36W)。USB Type-CはUSB PD対応で最大20V/2A(合計200W)、DC5521が12V/3A(号k理36W)、シガーソケットが12V/10A(120W)、航空ソケットが24V/10A(240W)。

本体バッテリーへの充電は、AC電源からの充電とPV充電(ソーラー充電)のほか、シガーソケット、発電機にも対応し、最速2時間でフル充電に達する(ソーラーパネルは別売)。

本体には、伸縮可能なレバーとキャスターを装備し、移動の負担を軽減。また、バッテリー残量や入出力ワット数などを表示するディスプレイ、電源コードなどの付属品を収納できるボックスなども搭載する。重さは約51kg。

  • 天面に収納ボックスを装備

  • キャスター付きのため移動が手軽