EPEIOS JAPANは1月31日、EV(電気自動車)のバッテリーや技術を用いたポータブル電源「DABBSSON DBS」シリーズを発表した。従来のリチウムイオンバッテリーよりも発火リスクが低く、高い安全性を担保しているのが特徴。応援購入サービスMakuakeで先行予約を開始する。支援募集期間は1月31日~2月27日まで。価格は194,166円(超早割)から。一般販売は3月上旬からとなる。

  • EV(電気自動車)のバッテリーや技術を用いたポータブル電源「DABBSSON DBS」シリーズ

DBS2300

「DABBSSON Selected By EPEIOS」の先行第1弾となるポータブル電源。バッテリーには、EVグレードの半固体リン酸鉄リチウムバッテリーを採用。半固体状の物質を使用するため、従来のリチウムイオンバッテリーよりも発火リスクが低いのが特徴で、製品テストでは日常シーンで想定される事故以上の厳しい耐久実験をクリア。高い安全性を担保している。

  • 本体はスッキリとしたデザインで、アウトドアギア然としていないのが好ましい

  • AC100V端子は側面に用意する

バッテリーを保護する構造も強固で、フレームに高品質アルミニウム合金を使用。防震パッドも内蔵し、微細な振動によるダメージも抑える。安全機能として、充電状態や使用状態にあわせてAIが各種制御を行うバッテリーマネジメントシステム(BMS)を搭載。最適なパフォーマンスを維持しながら長期間にわたって使用できる。

  • おもな家電の駆動時間。電子レンジやドライヤーなど家電も使える

バッテリー容量は2,330Whで、出力は定格2,200W(瞬間最大4,400W)。専用アプリから「P-BOOST」機能をオンにすることで最大3,000W出力を安定供給できる。

  • ソーラーパネルや拡張用バッテリーと組み合わせて使える

出力ポート類は、ACコンセント×5口、USB Type-A×3口(QC3.0 最大18W×1口、5V/2.4A 最大12W×2口)、USB Type-C×2口(5-20V/5A 最大100W×1口、5-20V/1.5A 最大30W×1口)、シガーソケット(12.6V/10A 最大126W)×1口、DC(12.6V/4A 最大50.4W)×2口、Anderson(12.6V/30A 最大378W)。本体サイズは約W254.5×D303.5×H432mm、重さは24.1kg。

  • 重量は約24kgと、そこそこ重い

DBS3000B

DBS2300専用のエクストラバッテリー。DBS2300に2台まで追加でき、容量を最大8,330Whまで拡張できる。本体サイズはW254.5×D303.5×H432mm、重さは25.2kg。

  • 拡張用バッテリー「DBS3000B」。最大2台まで接続できる

DBS200S

ソーラー充電が可能なソーラーパネル。出力電圧は20.97Vで、ピークパワー出力は最大200W。本体サイズは展開時が約W2,448×D5×H550mm、収納時が約W558×D60×H550mm。

  • 最大200Wで充電できるソーラーパネル「DBS200S」