オプテージは1月31日、同社が運営するMVNOサービス「mineo」において、最大通信速度を32kbpsに制限されるが月額250円で利用できる新料金プラン「マイそくスーパーライト」を2月22日より提供すると発表した。

  • マイそく スーパーライト

    新プラン「マイそく スーパーライト」

mineoでは、下り最大1.5Mbps/3Mbpsだが平日昼間の12時~13時の通信速度を32kbpsに制限する「マイそく スタンダード/プレミアム」を2022年3月より、最大300kbpsで平日昼間が32kbpsの「マイそく ライト」を2022年8月より、それぞれ提供してきた。これらは通信需要が集中する平日昼間のデータ通信速度を制限することにより費用を抑えるという発想のプランだが、今回の「マイそく スーパーライト」はそれを進めて終日のデータ通信速度を制限し、さらなる低価格を実現したプランとなる。

  • 通信速度ごとの対応できる用途

    32kbpsの通信速度だと、メール/メッセージの送受信、Felica決済、音声通話などが想定される用途となる

同社では、このプランについて単体のみで利用するだけでなく、音声通話のオプションや他社回線と組み合わせての利用も想定している。同日発表された10分/月の音声通話を安価で提供する「10分通話パック」(通常の通話料440円のところを月額110円で提供、くりこし可)、10分以内の通話がかけ放題となる「かけ放題」との組み合わせで音声通話を中心に利用する、「マイそく スーパーライト」を他社回線のバックアップとして利用するといったことが考えられる。高速なデータ通信が必要となった場合も、「24時間データ使い放題」オプション(月額330円)をアプリから申し込むことで対応できるという。

  • 利用方法のイメージ

    利用方法のイメージ

なおmineoでは本プランの発表と同時に、前述の「10分通話パック」オプション、ドコモ回線プランのeSIMでの提供開始、プラン選定アプリの提供、広告パケットをデータ通信料のカウントから除外する「広告フリー」サービス、2月1日から提供する割引キャンペーンについても発表している。

  • 「マイそく スーパーライト」の詳細

    「マイそく スーパーライト」の詳細