富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は1月24日、ノートPC「FMV LIFEBOOK」シリーズの2023年春モデルとして、14型モバイルノートPC「UH-X/H1」「UH90/H1」を発表した。発売はUH-X/H1が3月9日、UH90/H1が2月22日。店頭予想価格は両モデルとも240,000円弱。

これまでのUH-XとUH90は13.3型で展開してきたが、14型モバイルノートPCのニーズが高まったとして、サイズアップに舵を切った。特に「世界最軽量」をうたってきたUH-Xは(13.3型の最新モデルは約634g)、14型になっても「世界最軽量はゆずらない(14型ドライブレスノートPCとして、FCCL調べ)」を押し出す。

最軽量モデル「UH-X/H1」

  • 14型ノートPCで約689gという驚異的な軽さの「UH-X/H1」

UH-X/H1の本体サイズはW308.8×D209×H15.8~17.3mm、重さは約689gだ。13.3型の最新UH-XがW307×D197×H15.5mm・約634gなので、大きさも重さもそれほどアップしていない。UH-X/H1の14型ノングレア液晶ディスプレイは従来以上の狭額ベゼルで、画面占有率は93%まで高くなった。解像度は1,920×1,200ドット(アスペクト比は16:10)となり、縦方向が長くなって使い勝手が向上している。

UH-X/H1の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-1355U、メモリがLPDDR5-6400 16GB(最大16GB)、ストレージがPCIe Gen4 SSD 512GB、グラフィックスがIntel Iris X Graphics(CPU内蔵)、OSがWindows 11 Pro 64bit。光学ドライブは搭載しない。

  • UH-X/H1のイメージグラフィック

日本語86キーのキーボードは、約19mmのキーピッチと約1.5mmのストロークを確保。オンライン会議で重宝するワンタッチマイクミュート機能(F2キー)を設けるなど、細かくブラッシュアップしている。キーボード面の右上には、Windows Hello対応の指紋センターを一体にした電源ボタンを配置。また、内蔵スピーカーはボックス容量が大きくなったほか、ドルビーアトモスをサポートするなど音質向上を図った。

通信機能は、1000BASE-T対応有線LAN、Wi-Fi 6E対応無線LAN、Bluetooth 5.1を搭載。インタフェース類は、プライバシーシャッター付きの約207万画素(フルHD)Webカメラ、microSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット、USB 3.2 Gen2 Type-C×2(USB Power Delivery、DisplayPort Alt Mode対応)、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI出力×1、3.5mmミニジャック(ヘッドホン出力・マイク入力・ラインイン・ラインアウト)など。

13.3型のUH-XはフルサイズのSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを装備していたが、今回のUH90/H1ではmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットに変わった。ここはユーザーによって評価が分かれるところかもしれない。なお、バッテリ駆動時間は発表時点では計測中となっている。

高性能&長時間駆動モデル「UH90/H1」

  • 大容量バッテリを搭載するUH90/H1の本体カラーは、ピクトブラック、シルバーホワイト、フロストグレー(新色)の3色。塗装の影響によって、ピクトブラックがもっとも軽量。これまでラインナップしていたガーネットレッドが消えた

一方、高性能&長時間駆動モデルのUH90/H1は、本体カラーとしてピクトブラックとシルバーホワイトに加えて、トレンドカラーでもある新色のフロストグレーをラインナップ。CPUにはTDP 28WのIntel Core i7-1360Pを採用し、デュアルファンによって排熱性能を高めている。

  • 新色のフロストグレー

  • ピクトブラック

  • シルバーホワイト

そのほかUH-X/H1との主な違いは、バッテリ駆動時間が約29.5時間と長いこと、キーボードにLEDバックライトを搭載していること、USB Type-C端子×2がThunderbolt 4(USB 4 Gen3)であること。USB Type-C端子×2は、USB Power Delivery、DisplayPort Alt Modeをサポートしている。

本体の重さは、ピクトブラックが約848g、シルバーホワイトとフロストグレーが約858g。UH-X/H1の約689gより重いのは(といっても十分に軽いが)、内蔵バッテリの容量が大きな理由だ。

UH-X/H1、UH90/H1とも、約76cmの高さからの落下試験、約200kgfの天板全面加圧試験、約35kgfの一点加圧試験、自転車振動試験、ヒンジの開閉試験、キーボードたわみ試験など多くの堅牢性テストをクリアしている。

また、オンラインミーティングで自分の顔を映すときに役立つAIメイクアップアプリ「Umore(ユーモア)」をプリインストール。PCに接続したカメラや会議アプリを問わずに利用でき、顔の明るさ、美肌、小顔、リップ、アイブロウ、チーク、背景ぼかしといった機能を提供する。