ときどき必要になる「システム終了」は、iPhoneユーザにとって少々面倒なもの。利用しているモデルがFace ID対応であればサイドボタンと音量ボタンの長押し、Touch ID対応であればサイドボタンの長押しと手順が異なります。
設定アプリから終了させる方法もありますが、『設定』→「一般」の順に画面を開き「システム終了」をタップ、現れた画面上部にあるスライダーを動かすという手順を踏まなければなりません。もう少しかんたな、覚えやすい方法があるといいですよね。
iOS 16では、Siriに電源オフの機能が追加されました。手順はかんたん、「ヘイ、シリ」と呼びかけてSiriを呼び出し、「iPhoneを終了」と伝えればOK。「確認ですが、このデバイスの電源をオフにしますか?」と確認のダイアログが現れるので、「電源オフ」ボタンをタップすればシステム終了、iPhoneの電源がオフになります。
システム終了後に電源を入れ直す再起動も、Siriに頼めるようになりました。手順は電源オフのときとほとんど同じで、Siriを呼び出したあとに「iPhoneを再起動」と話しかけ、確認ダイアログで「再起動」ボタンをタップすれば再起動の手続きが始まります。
なお、「iPhoneの電源をオフ」や「iPhoneをリセット」と話しかけても、iPhoneの電源をオフにできます。再起動させる場合は「iPhoneをリスタート」や「iPhoneをリブート」という言い回しも利用できます。細かいことは気にせず、終了/再起動の意思をSiriに伝えるだけでじゅうぶん機能しますよ。