カシオから2023年1月に発売予定となっている、OCEANUS、PRO TREK、EDIFICEの新モデルをまとめて実機写真とともに紹介する。
OCEANUSからホワイト蒸着ダイヤルの3針モデル「OCW-T200S」
「Elegance, Technology」をブランドコンセプトに、上質と多機能を追求するOCEANUS(オシアナス)。その3針モデル「OCW-T200S」に、新色の「OCW-T200S-7AJF」が登場する。
シンプルで洗練されたフェイスには、ブランドカラーの青(オシアナスブルー)が際立つホワイト蒸着ダイヤルを採用した。
このOCW-T200Sは、ステンレス外装によって求めやすい価格を実現。同時にチタンカーバイドによる表面硬化処理やザラツ研磨による仕上げ、内面反射防止コーティングのサファイアガラス風防など、OCEANUSの名に恥じないモデルとなっている。
もちろん、マルチバンド6対応の電波時計(日中米欧)に加え、Bluetoothによるモバイルリンク機能も搭載。駆動方式はタフソーラー、防水性能は10気圧。価格は66,000円。
PRO TREKにバイオマスプラスチックのフィールドコンポジットモデル「PRW-51FC」と「PRW-61FC」
好評のPRO TREK「Climber Line」に、フィールドコンポジットバンドを装備した「PRW-51FC-1JF」と「PRW-61FC-1JF」が登場。このフィールドコンポジットバンドは、素材にバイオマスプラスチックを初採用したものだ。
メタルを埋め込んだバイオマスウレタンと、バイオマスプラスチック製の中駒を採用。割れや変色などに強く、耐久性を維持しつつ軽量なバンドになっている。しっかりした強度と見た目ながら、重さは(時計全体で)PRW-51FC-1JFは89g、PRW-61FC-1JFが86gしかない。
両モデルとも、サファイアガラス風防などベースモデル同様の基本仕様に加え、ガラス外周に蒸着を施ししている。価格は各81,400円。
また、上記モデルと同様のヘアライン処理されたベゼルの「PRW-51Y-1JF」もラインナップに加わる。こちらのバンドはバイオマスプラスチック製のソフトウレタンバンド。時計全体の重さは55g。価格は59,400円。
すべてのモデルがケースと樹脂製の裏ぶたにバイマスプラスチック素材を使用。方位、高度・気圧、温度を計測可能なトリプルセンサーをはじめ、マルチバンド6対応電波時計やタフソーラーなど、機能面もベースモデル同様だ。
EDIFICE、モバイルリンク機能のデジ・アナコンビモデル「ECB-950」
EDIFICEからは、Bluetoothによるモバイルリンク機能を持つデジタル・アナログコンビモデルの新製品「ECB-950」が登場。
ケースとバンドがシルバーの「ECB-950YDB-1AJF」(44,000円)と、ブラックIPの「ECB-950YDC-1AJF」(51,700円)、2モデルをラインナップする。
レーシングチームの工具から着想を得たという八角形のベゼルを採用。モバイルリンク機能によって、時刻の自動補正やワールドタイムの都市選択などをスマートフォンの専用アプリから簡単に操作、使用できる。
4時側の大型インダイヤルは、スピードインジケーター。距離を設定し、ラップタイムを計測すると平均速度を表示する。駆動方式はタフソーラー、ケースサイズは51.2mm(横幅)×48.0mm(縦)×13.9mm(厚さ)、重さは173g。
レーシングマシンのカラフルなステアリングをウオッチフェイスに反映した「ECB-950YMP」と「ECB-900YMP」
Bluetoothによるモバイルリンク機能を持つデジタル・アナログコンビモデル「ECB-950・900」シリーズに新色が登場。レーシングカーのステアリングに見られるスポーティーなカラーリングをダイヤルに施した。
レーシングカーのステアリングの中心にセットされたスイッチ類は、レース中でも正しく操作できるよう色分けされている。その思想を秒針や大型インダイヤルのインジケーターに応用し、視認性を高めた。
「ECB-950YMP-1AJF」と「ECB-900YMP-1AJF」は、ベゼルとケースの形状、秒針の色、インデックス、ソフトウレタンバンドなどのデザインが異なる。タフソーラー駆動やサファイアガラス風防、その他の機能や性能は同じ。価格は各44,000円