AI食事管理アプリ「あすけん」の開発・運営を行うaskenは12月26日、あすけんユーザーが記録した2021年12月~2022年1月のデータを集計し、あすけんを用いた食事・体重記録行動と正月休み中の体重変化の関係について調査し、その結果を発表した。

  • 正月休み中の食事・体重記録と正月明けの体重増加数の割合比較

年末年始に会食やごちそう三昧で体重が増えてしまうことを指す「正月太り」。欧米でも、休暇太りを表す「Holiday weight gain」という言葉があり、休暇中に体重が増えてしまう現象は世界各地共通で起きているとのこと。

正月休み中に食事・体重記録をしなかったユーザーのうち、体重が1.0kg以上増加した人は3割以上で、平均1.8kg増加していた。

一方、毎日1食でも正月休み中に食事記録を続けていたユーザーでは、1.0kg以上の体重増加があった人は2割弱にとどまり、8割以上の人が「正月太り」をしていないという結果になった。

今回の調査結果から、あすけんは「食事・体重記録を通して食生活の振り返りを行うことが、休暇中の体重増加を防ぐことに一定の効果があることが見て取れる」と見解を示した。

調査概要と結果

  • 調査対象期間:2021年12月29日~2022年1月3日
  • 体重増加の定義:期間前後の体重記録の差分が1.0kg以上だった場合

<調査A>

  • 調査対象者:調査対象期間中、食事記録と体重記録を毎日1回以上続けていた人
  • 調査内容:12月29日の登録体重と、1月3日の登録体重の差分を比較

<調査B>

  • 調査対象者:調査対象期間中、食事記録を毎日1回以上続けていた人
  • 調査内容:12月29日の登録体重と、1月3日の登録体重の差分を比較

<調査C>

  • 調査対象者:12月中と1月中に体重記録が1回以上あり、調査対象期間中、食事記録も体重記録も全くしていなかった人
  • 調査内容:12月中の最後の体重記録と1月最初の体重記録との差分を比較
  • 調査A~Cの結果