MUSINは、Shanling製の新しい小型ハイレゾプレーヤー「M0 Pro」の実機を、東京・秋葉原で開催中の「ポタフェス 2022 冬 秋葉原」(会期：12月17日〜18日)に出展。2023年1〜2月頃の発売を目指しており、価格のイメージは2万円前後だという。

  • Shanling「M0 Pro」

指でつまめるほど小さなボディに1.54型/240×240ドットディスプレイとハイレゾ再生対応のオーディオ回路を詰め込み、ポータブルオーディオマニアの人気を集めた「M0」(2018年発売、「ポタフェス2018」登場時のレポート記事はこちら)の“強化版”とも呼べそうなオーディオプレーヤー。カラーは赤、黒、緑の3色展開。関西のポータブルオーディオイベントでは既に参考展示を実施したことがあるそうだが、関東圏では初出展となった。

  • カラーは黒、赤、緑の3色展開

サイズ感はM0とほぼ同じだが、ESS製のDACチップ「ES9219C」をデュアルで搭載し、音質や出力を強化(236mW@32Ω)。384kHz/32bitまでのPCM音源とDSD音源の再生をサポートする。さらにフルバランスオーディオ回路を内蔵し、独自の“3.5mm 5極端子”に別売の変換アダプター(発売時期・価格未定)を装着することで、4.4mmバランス出力にも対応するという。3.5mm端子は通常のステレオミニ出力端子としても使えるとのこと。

Bluetooth 5.0準拠で、ストレージの音楽をワイヤレス再生でき、最新のBluetoothヘッドホンとの互換性を確保しつつ接続性も向上させたとする。Bluetoothレシーバーとして使うことも可能としている。

最大2TBまで対応するmicroSDカードスロットを装備。システムにはユーザーインタフェースを刷新した独自の「SHANLING MTouch OS」を採用している。底面にUSB Type-C端子を備え、従来機種でサポートしていた「USBトランスポート」機能を引き続き搭載する。本体の重さは36.8g。

  • 底面にmicroSDカードスロットと独自の“3.5mm 5極端子”を装備。通常のステレオミニ出力端子としても使える

  • 側面の音量調整ダイヤル兼電源ボタン

その他の展示

  • MUSINブースには、同じくShanling製のAndroid搭載ポータブルオーディオプレーヤー「M3 Ultra」の姿もあった

  • M3 Ultraに別売のケースを付けたところ

  • Shanlingの新作CDプレーヤー「EC3」の参考出展もあった。こちらも国内で今後販売を予定しているとのこと

  • 天面のフタを開けてCDを置くトップローディング式のようだ