象印マホービンは、保温機能を強化した3合炊きのマイコン炊飯ジャー「極め炊き」(NL-BX05型)を2023年1月21日に発売する。価格はオープン、店頭予想価格は22,000円前後。カラーはブラックのみ。

  • 極め炊き(NL-BX05型)/ブラック

象印マホービンが2022年2月に実施した調査によると、「ごはんを炊くたびに保温する」と答えた人は年代が低いほど多く、20代以下では79%が保温機能を利用。また、保温時間に関する質問でも、20代以下は50%の割合で「12時間以上保温する」と回答するなど、若年層ほど保温機能の使用頻度が高く、保温時間も長いことがわかったという。

NL-BX05型は、保温時に底センサーが適した火加減で温度コントロールし、水分の蒸発を抑えながら24時間まで美味しさを保つ「うるつや保温」を備えたマイコン炊飯ジャー。学生や社会人など、一人暮らしの保温機能ニーズにこたえるため開発された。

炊飯時は一気に火力を引き上げて沸とう中も高火力を維持し、激しい対流を起こす。最大出力495Wのハイパワーで炊き続けることによって炊きムラを抑え、芯までふっくらしたごはんが炊き上がるとする。内釜は熱が側面まで伝わりやすい、厚さ5mmで広く浅めの形状。

  • 厚さ5mmの内釜

ヒーターは上ふた、側面、釜底の3カ所。釜全体を包み込んで炊き上げるほか、蒸らし工程時は釜底と上ふたのヒーターで加熱し、ご飯のべちゃつきの原因となるつゆを抑え、しゃっきり炊き上げるという。

火力を高めた専用の炊き方でごはんの甘みを引き出す無洗米モードや、雑穀米や玄米、もち麦や押し麦の専用メニュー、発酵と焼きができるパンメニューも搭載。

本体サイズはW235×D325×H195mm、重さは約3.1kg。電源コード長は1.0m(マグネットプラグ式)。炊飯時消費電力は495W。1回あたりの炊飯時消費電力量は93.9Wh、1時間あたりの保温時消費電力量は10.3Wh。

  • 栄養価の高い雑穀米や玄米専用のメニューを用意

また、NL-BX05型と同様にうるつや保温を備えたマイコン炊飯ジャー(NL-BE05型)を12月11日に発売する。価格はオープン、店頭予想価格は20,000円前後。カラーはチャコールとソフトホワイト。

本体サイズはW235×D325×H195mm、重さは約2.7kg。電源コード長は1.0m(マグネットプラグ式)。炊飯時消費電力は495W。1回あたりの炊飯時消費電力量は92.4Wh、1時間あたりの保温時消費電力量は10.4Wh。

  • 12月11日に発売するNL-BE05型。左からチャコール、ソフトホワイト