日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立)は11月18日、コードレススティッククリーナーの新製品「かるパックスティック(PKV-BK3K)」を発表した。12月中旬から発売し、価格はオープン、推定市場価格は82,000円前後。本体カラーはライトラベンダー。

  • 日立グローバルライフソリューションズのコードレススティッククリーナー「かるパックスティック(PKV-BK3K)」

PKV-BK3Kでは、コードレススティッククリーナーでは少数派となる紙パック式の集じん方式を採用した。紙パックの集じん容量は0.4Lとなり、これは一般家庭で掃除機を使って吸い取るゴミの約2カ月分に相当するという。2カ月に一度、ゴミがたまった紙パックを捨てて新しい紙パックに交換すればよいので、お手入れが楽。

また、紙パックのフィルター枠が、紙パックと一緒に本体の上方向へとスライドする「紙パックするりん構造」を採り入れ、ゴミでふくらんだ紙パックを本体から取り出しやすくした。紙パックを本体から引き出すときは、吸い込み口をシール状のフタで密閉する「こぼさんパック」によって、ホコリが舞いにくく、紙パックのゴミがこぼれにくいようになっている。

  • 満タンになった紙パックを取り出しやすい「紙パックするりん構造」

  • ゴミがたまった紙パックは捨てるだけ

  • 紙パックにゴミがたまってくると、吸引の流路が紙パックの上下となることによって、吸引力の低下を防ぐ

日立のコードレススティッククリーナーには、標準の重さが約1.1kgというサイクロン式の「ラクかるスティック(PV-BL2H)」があるのだが、今回のPKV-BK3Kもこれと同じ1.1kgを実現。吸引力と軽さを両立したとしている。

そのほか、既存モデルが備える特徴的な機能として、ヘッドに配置した白色・緑色のLEDライトによって前方のゴミを見やすくする「ごみくっきりライト」、髪の毛などが絡まりにくい構造とした「からまんブラシ」、掃除機を押すときも引くときもゴミをしっかり吸う「シンクロフラップ」などを受け継いでいる。

  • 全5灯の白色・緑色LEDライトでヘッド前方を照らして、ゴミを見やすくする

  • 回転ブラシの先端をループ状にして、髪の毛などを絡みにくくした

バッテリーの充電時間は約2時間、連続使用時間は標準モードで約30分(パワフル スマートヘッド light非使用時は約45分)、強モードでやく8分。本体サイズは長さ205×幅230×高さ1,082mm、重さは1.1kg。付属品は、延長パイプ、2WAYすき間ブラシ、ハンディブラシ、スティックスタンドなど。

合わせて、重さ1.1kgのサイクロン式「ラクかるスティック(PV-BL1K)」も発売する。価格はオープン、推定市場価格は71,000円前後。ヘッドは自走式コンパクトヘッドとなり、ごみくっきりライトやシンクロフラップは搭載しない。ダストボックスの集じん容量は0.15L、連続使用時間とバッテリー充電時間はPKV-BK3Kと同様。本体サイズは長さ205×幅230×高さ994mm、本体カラーはホワイト。延長パイプ、すき間用吸口、ハンディブラシなどが付属する。