vidは、アメリカ・ニューヨーク市で開催している「AES Show 2022」にてオーディオインターフェース「MBOX Studio」を発表した。2022年10月末の発売を予定しており、価格は116,600円。

  • オーディオインターフェース「MBOX Studio」

「MBOX Studio」は、24ビット/192kHzに対応した21イン/22アウトのオーディオインターフェース。Avidのデジタルミキサー「S6L」やオーディオインターフェース「Pro Tools | Carbon」システムに搭載されているものと同様のマイクプリを装備。インストゥルメント入力のVariable Z (インピーダンス) 切り替えにより、レコーディング中にギターのトーンを変更して、エフェクトチェーンを補完すできる。ギターアンプ・プラグイン「Eleven MK II」で、多数のストンプボックス・エフェクトを接続しての演奏はもちろん、独自のアウトボード・ギター・エフェクト・ペダルの構成、トラックのリアンプ、内蔵チューナーでのチューニングも行える。

購入者には「Pro Tools Studio」と楽譜作成ソフト「Sibelius Artist」の1年間のサブスクリプションが無料で提供される。バンドルされている「MBOX Ignition Pack」に加え、「Brainworx Megadual」「Megadual」「Ampeg SVT-VR Classic」などのプラグインとツールを同梱。また、Avid Inner Circleプログラムでは、数十万円相当のプラグイン、ビート、ループ、バーチャル・インストゥルメントを、年間を通して無料で提供している。

サイズはW288xH105.2xD225.3mmで質量は2.8kg。コンピューターとの接続はUSB-C 2.0(USB-Aアダプターが付属する)で行う。