NVIDIAは10月3日、ロシアでのGPU事業を含む全ての事業を停止した。ロイターが報じている

NVIDIAは戦争が始まるまでモスクワで約300名の従業員を雇用しており、戦争が始まってからも約240人が勤務していた。しかし今回の決定でオフィスが閉鎖され、全事業を停止。モスクワオフィスで勤務していたすべて従業員に他国オフィス勤務の機会を与え、移転に同意した従業員をチャーター機で国外に連れ出しているという。ただ、この移転スキームは正式に確認されたものではない。

NVIDIAはロイターに対して、「ロシアへのGPU出荷を停止した後も、従業員とその家族を支援するためにオフィスを維持してきたが、昨今の情勢を鑑みてオフィスを閉鎖する。もはやロシアにおいて、効果的に活動することはできない」と声明を発表した。