オウガ・ジャパンのOPPOブランドから、国内初登場のタブレット端末「OPPO Pad Air」が発表されました。薄型軽量&フラットなタブレットで、背面の一部に独特のデザインアクセントを設けたことで、独自色を打ち出しています。
OPPO Pad Airの背面には、「OPPO Glow」と呼ばれるマットな加工が施されており、見た目にはざらつきと角度によって反射する細かな粒子を感じさせるデザインです。上部には砂丘をイメージしたという波打つデザインで、独特の雰囲気となっています。
10.3型、2K(2,000×1,200)解像度のIPS液晶ディスプレイで厚さ6.9mm/重さ440gというスペックで、画面サイズとしては第9世代のiPad(10.2型)に近く、比較すると0.6mmほど薄く、47g軽い、というスペックになっています。
SoCはミドルレンジのSnapdragon 680なのでバリバリゲームをやるようなデバイスではありませんが、画面サイズを生かした動画視聴、電子書籍などのエンターテインメント利用、キーボードを接続したオフィスアプリの利用などは問題なさそうです。
DRM対応によって、NetflixやAmazon PrimeビデオのHD再生ができるのは大きなメリット。スピーカーも4基を搭載し、Dolby ATMOSにも対応するので十分な音圧も期待できそうです。
バッテリー容量は7,100mAhと大型で、連続動画再生時間は最大約12時間、音楽再生は連続83時間、待機時間は587時間。18Wの急速充電に対応しているので、高速な充電も可能としています。
OSはAndroid 12ベースのColorOS 12を搭載。タブレット向けのUIはAndroid 12L以降に採用されていますが、ColorOS 12ではタブレットでの操作性を考慮した独自UIを採用。特に2本指で上下に画面をなぞると画面分割でマルチウィンドウになる機能は使いやすくなっています。
特にオフィス利用ですと、マルチウィンドウは使い勝手に直結します。それが簡単にできるのは、OPPO Pad Airの魅力と言えるでしょう。今後、Android 12LまたはAndroid 13へとアップデートし、Androidのタブレット向けUIとColorOSのUIが融合して、より使いやすくなってくれるのを期待したいところです。