NVIDIAが9月21日にYouTubeで公開した動画「GeForce Garage - RTX 4090 Build by LiquidHaus」において、EVGAのハイエンドマザーボードや電源ユニットが採用されている。EVGAは先日、GeForce RTX 4000シリーズの販売を見送ると明らかにしており、動画のコメント欄には驚きの声が寄せられている。
EVGAは、主に北米で大きなシェアを持つPCパーツメーカー。同社はNVIDIAの発表に先んじて、次期グラフィックスカードシリーズ(NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズ)を取り扱わないと明言しており、新GPU発表を目前にして大きな話題となっていた。撤退の理由にはグラフィックスカード製品の利益率の低下やNVIDIAによる直販への参入が挙げられており、今後はマザーボードや電源ユニットの販売に注力していくという。
そんな中、NVIDIAは新アーキテクチャ「Ada Lovelace」を採用した新製品シリーズを発表。あわせて公開した動画に、マザーボード「EVGA Z690 Dark K|NGP|N」と、電源ユニット「EVGA SuperNova 1200W」が採用されている。
動画は水冷システムで有名な「LiquidHaus」がPCを組み立てていくというもの。なお、パーツの選定にNVIDIAは関与しておらず、LiquidHausが自分でEVGAを選んだことがコメントで明言されている。動画の説明欄にはパーツリストも掲載中だ。
GeForce Garage - RTX 4090 Build by LiquidHaus