アユートは、“モチモチとした優しい着け心地”を追求し、ドライバーとケーブルを除くすべてにシリコンを使ったフル・シリコン構成の有線イヤホン「ASE-500」の先行販売を、直販サイト「アキハバラe市場」で開始する。コネクタの種類によって価格が異なり、3.5mm 4極モデルは5,980円。

  • ASE-500(ブラック)

3.5mm 4極プラグのスタンダードモデル、USB Type-C DAC付属モデル、Lightning DAC付属モデルの3タイプが選べ、2つのDAC付属モデルの価格は各7,980円。いずれもカラーはブラック、ホワイト、スカイブルー、ピンクの4色展開。

  • Lightning DAC付属モデル(AZL-ASE500-LT)のピンク

  • USB Type-C DAC付属モデル(AZL-ASE500-UC)のホワイト

  • 3.5mm 4極プラグ スタンダードモデル(AZL-ASE500)のスカイブルー

「東京ゲームショウ2022」や「秋のヘッドフォン祭2022」のアユートブースで参考出展していた製品で、正式な仕様と、発売日や価格が決定した。直販サイトでの販売分は、9月末頃より順次出荷予定。各販売店での一般発売は確定次第、改めて告知するという。

ハウジングがシリコン素材のため柔らかく、突起がない形状になっているカナル型イヤホン。「AZLA史上最高の寝ホン」を目指し、リラックスできる高い装着感と、寝ながらでも安心して使える設計を採用したとする。

サウンドを高めつつ本体の小型化を両立するため、デンマークOLE WOLFF(オレ・ウルフ)と共同開発した5.7mm径の小型ダイナミックドライバーを搭載。シリコンボディでドライバーを包み込む設計によってフィッティングを向上させた。

  • 「秋のヘッドフォン祭2022」のアユートブースで参考出展していたASE-500

サウンドチューニングについては、「音楽コンテンツをメインに、寝ホン(睡眠用イヤホン)として疲れない音。中高域が明瞭ながら音の刺さりと極力抑え、音像が性格に定位するようにした」という。また、ゲームプレイ時の深い低域再生、空間を認識しやすい音も目指したとのこと。周波数特性は10Hz〜20kHzで、入力感度は96dB、インピーダンスは16Ω(@1kHz)。

ケーブルはTPE製で、PVCは使っていない。さまざまなテストを行っており、リラックスして使え、寝返りも想定した最適なケーブルの長さとして150cmを採用した。マイクのオン/オフを物理的に切り替えられるインライン式リモコンマイクを備えている。

  • インライン式リモコンマイク

柔らかいフィッティングと共に、耳への負担も少なくするため、医療用シリコン素材を採用したAZLAのイヤーピース「SednaEarfit MAX」(SS/MS/ML)と、SednaEarfit MAX for TWS(S/M/L)の計6種類を同梱。シリコン製ポーチも付属する。

  • USB Type-C DAC付属モデルの同梱アダプター

  • 付属のシリコン製ポーチに収めたところ