マクセルは9月14日、「小型充電式電池」として回収、リサイクル可能なサイズのバッテリーパックを取り外しできるポータブル電源「Energy Station」(MES-TR1000)を発表した。10月25日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は218,000円前後。

  • ポータブル電源「Energy Station」(MES-TR1000)

「Energy Station(MES-TR1000)」は、リン酸鉄リチウム電池採用により、従来モデルの3倍となる、充放電サイクル約3,000回を実現したポータブル電源。

最大の特長は、バッテリーパックが「資源有効利用促進法」における小型充電式電池として回収・リサイクル可能なサイズ(約150mm×約140mm×約95mm、突起部分含む)で、本体から取り外しできる点だ。これにより、協力店の登録電気製品販売店やホームセンター、協力自治体の登録施設などで、バッテリーパックを回収できる。

容量は1,000Wh、最大出力は1,000Wで、別売りの専用ソーラーパネル(MES-SP100)からの充電にも対応。本体の充電と接続機器への給電を同時に行えるため、UPS(無停電電源装置)としても使用できる。

また、本体充電中に停電が起きると、本体上部のLEDライトが自動で点灯するため、明かりがない場所でも見つけやすい。LEDライトは明るさを3段階で調整可能だ。本体にはLEDパネルを搭載し、残量や入力電力・出力電力などを確認できる。

AC出力は、50/60Hzをボタン操作で手軽に切り替えられる。最大3台まで連結して使用でき、より長時間の給電もサポートする(使用機器は200W以下のものを推奨)。

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主な仕様は、本体サイズがW210×D358×H320mm(突起部除く、ハンドル 55mm)、重さは約16kg。カラーはホワイト。内蔵電池容量は1,075.2Wh。合計最大出力は1,000W。付属品はACアダプター、ACケーブル、USB-A-Type-C 変換アダフプター×2、取扱説明書(保証書付)。