東芝エルイートレーディングは9月8日、CDやカセットテープを再生でき、ラジオも受信できる小型のCDラジオカセットレコーダー「TY-ANK1」を発表した。9月上旬の発売を見込み、店頭予想価格は11,000円前後。カラーはブラックのみ。

  • TY-ANK1

本体サイズが幅228×高さ110×奥行205mmと業界最小クラスをうたうCDラジカセ。密閉型ネオジウムスピーカーを採用することで、高能率化や入力信号に対するレスポンスが向上し、原音の再現性が高まったという。またBluetooth受信機能を備え、スマートフォンとペアリングすることで、スマートフォン経由で楽曲をワイヤレス再生できることも特徴だ。Bluetoothのバージョンは5.0。

中央前面にはテープ走行が見やすい「デカ窓」を備え、ボタンは操作性・視認性に配慮した大きく押しやすいピアノ調の「デカボタン」を採用した。ボタンは日本語表記で、正面からも視認しやすい。

  • 本体前面

  • 本体上面

再生可能ディスクは、CDおよびCD-R/RW(CD-DAフォーマットで記録された音楽ディスク)。推奨カセットテープはノーマルカセット60分以下。ラジオ部の受信周波数は、FMが76.0~108.0MHz(0.1MHzステップ)、AMが531kHz~1,710kHz(9kHzステップ)。

電源はAC100V(50/60Hz)、DC9V、単2形乾電池×6本。持続時間はラジオ受信で約48時間、テープ再生約28時間、CD再生約15時間(TOSHIBA製単2形アルカリ乾電池使用時)。スピーカーは4cm径のコーン型×2で、実用最大出力は1.2W+1.2W。重さは約1.5kg(乾電池/付属品含まず)。