米Appleは8月24日(現地時間)、2022年9月の特別イベントのスケジュールを発表した。開始時間はPDT(太平洋夏時間)の9月7日午前10時(日本時間:9月8日午前2時)。キャッチフレーズは「Far out.」(日本では「超えよう。」)で、新型iPhoneと新型Apple Watchの発表が予想されている。イベントはストリーミング配信され、apple.comやApple TVアプリ(iOS、iPadOS、macOS、tvOSなど)で視聴できる。

新型iPhoneと新型Apple Watchのほか、噂ではAirPodsやiPadの名前も挙がっている。今年のOSのメジャーアップデートについて、AppleはiOSとiPadOSを同時ではなく、先にiOS 16をリリースし、独自のスケジュールでiPadOS 16をリリースすることを明らかにしている。そのため今年は9月イベントとは別に、iPadとApple Siliconへの移行完了が間近なMacにフォーカスしたイベントの年内開催が有力視されている。

今年は、9月特別イベントでは3年ぶりに、Apple ParkのSteve Jobs Theaterに報道関係者を招待している。COVID-19の感染拡大で、Appleは2020年6月のWWDC20から基調講演や特別イベントを完全オンラインで開催していた。今年6月のWWDC22でオンライン開催に少しずつインパーソン・イベントを取り入れ始め、Apple Parkに開発者や報道関係者を招待して、基調講演映像のパブリックビューイングや新施設見学、報道関係者向けのハンズオンなどを実施した。9月イベントでも、発表製品のハンズオンなどが行われそうだ。