アドビは、オンラインで開催されるクリエイティブカンファレンス「Adobe MAX 2022」に、ゆうたONE氏やマッピーフォト氏の登壇を発表した。

合わせて、恒例のデザインコンテスト「MAX Challenge」に関して、新たにAdobe Express部門を開設すると発表した。Adobe MAX 2022の会期は10月19日・20日(米国時間:10月18日〜20日)。

  • 「Adobe MAX 2022」メインビジュアル

グラフィックデザイナーのゆうた ONE氏は「初心者向け!簡単イラレで文字デザイン(自作フォントの作り方)」と題するセッションに登壇。欧文フォント制作のベースとなるグリッドデザインとライブペイントツールを使った書体のパス化を紹介し、後半はSNSなどで募集した質問に返答しながら実演する。

タイトルに「フォント」とあるが便宜的な表現で、セッションではフォントデータにする前の「書体セット」を作るチュートリアルを行う。

  • ゆうた ONE氏

マッピーフォトは、えりな氏(動画出演)とたじ氏(動画編集)による2人組Photoshop教育系YouTuber。「初心者必見!独学でもできる超簡単 Photoshop 写真加工術」と題するセッションに登壇し、Photoshopを使って自分で撮影した写真をイメージ通りに編集・加工する方法を紹介する。

具体的には、1枚の写真を元に、写真に写ってしまったいらないものを消したり、曇り空だったものの空を変えたり、ぼかしを加えたり、キラキラ感を増やしたりして、イメージしたものを作っていくということだ。

  • マッピーフォト氏

その他の日本オリジナルセッションについては、Adobe MAXのWebページに詳しい。

Adobe MAX 2022は、アドビが年次開催しているクリエイター向けイベント。日本では2022年10月19日・20日にオンラインで行われ、参加費用は無料。アドビの有料サブスクリプション会員でなくても参加できる(登録には無料で取得できるAdobe IDが必要)。登録は公式サイトより行う。

また、Adobe MAX のロゴを使ったクリエイティブコンテスト「MAX Challenge」では、Adobe MAXのロゴのテンプレートファイルを使用したグラフィックデザイン作品を募集する「グラフィック部門」と、最大5秒のGIF モーション作品を募集する「モーション部門」に加え、新たにAdobe Expressを使ってAdobe MAXを宣伝する画像をつくる「Adobe Express 部門」を開設。今年のMAX Challengeのテーマである「つくるのはたのしい」を主題とした作品を募集する。

  • 「MAX Challenge」Webサイト

グラフィック・モーション部門の賞品は、グランプリ(1名)がiPad Pro(第5世代)12.9インチ/256GB/Wi-Fi モデルならびにApple Pencil(第2世代)、準ブランプリ(1名)がAirPods Max、初参加賞(1名)がAirPods Max。また、Adobe Express部門のグランプリ(3名)にはAirPods Maxが贈呈される。各部門の応募期間は8月24日13時〜10月4日23時59分。

さらに、MAX ChallengeのAdobe Express 部門に投稿すると、毎週抽選で1名にAdobe MAXで販売予定のAdobe Creative Cloud製品のアイコンクッションをプレゼントする「Adobe Express ウィークリーチャレンジ」を開催。抽選期間は全6回(8月24日〜30日、8月31日〜9月6日、9月7日〜13日、9月14日〜20日、9月21日〜27日、9月28日〜10月4日)。

当選者は毎週木曜日公開のAdobe Creative Cloud公式YouTube番組「Creative Cloud道場」で発表される。

各部門のグランプリならびにその他の賞は、「Creative Cloud道場」やAdobe MAX期間中にアドビ公式YouTubeチャンネルAdobe Creative Stationで放送予定のスペシャル番組、また、Adobe Creative Cloudの公式SNSで発表される。各部門の応募方法については、コンテスト特設サイトを参照のこと。