ヨーロッパ各国では自社ブランドの独自製品を展開する雑貨ショップが増えています。イタリア・ミラノを訪れたところ、dmailというお店を見つけました。生活雑貨のみならずIT製品も扱っており、イタリア出張や旅行中に「USBケーブルを失くした」「モバイルバッテリーが欲しい」なんて時もここに立ち寄ればある程度のものを買うことができそうです。

  • イタリア発の雑貨を買ってみた

ヨーロッパはコンビニエンスストアのある国が少なかったり、ちょっとした雑貨の売っているお店が見つかりにくいなど、日本から訪問してみると若干不便と思うことがありますが、dmailのようなお店が各国で増えたことで、海外からの渡航者でも日用品を手軽に買えるようになっているのです。もちろん本来のターゲットは地元の人でしょうが、地元以外の人にも便利なお店なのです。

  • ミラノにある店舗

例えばdmailでは旅行関連グッズも売っています。イタリアから海外旅行に出かける人向けの商品でしょうが、逆に海外からイタリアに着いて、ホテルで小分け用のポーチやスーツケースのベルトなどが欲しくなることもあるでしょう。また街歩き用にはたためる水筒もあると便利です。この手のものを渡航先で買おうと思っても、デパートでは価格が高く、スーパーでは食品以外のものが売られていない、なんてこともありますね。dmailならデザインもシンプルで価格も手ごろなものが揃っています。

  • 旅先でもちょっと欲しい旅行関連製品

また食器類はやはり現地の人向けでしょうが、ピザ柄のトレーが売っているのを見つけました。日本ではあまり見かけませんが、やはりイタリアだけにピザ柄食器というのは普通にあるのでしょうね。段ボール製の本のように見えるものは開くと中にピザカッターが入っています。このあたりの商品はお土産にもなるのではないでしょうか?

  • ピザ関連のキッチン用品もいろいろ見つかる

他には小さなチョコレートフォンデュマシンも発見。一人暮らし用かもしれませんが、日本ではお店ではあまり売られていませんね。

  • 一人か二人で楽しめるミニチョコレートフォンデュマシン

ステーショナリーコーナーではついついあれこれ買ってしまいそうなものがそろっています。カラフルなサインペンやアイスやスティックの形をしたボールペンなどは、イタリアでなくても買えるでしょう。でも店内に置いてあるいろいろなものを見ているとこれも欲しくなってしまいます。

  • カラフルなステーショナリーに目を奪われる

さてIT系の商品はケーブル、モバイルバッテリー、ヘッドホン、充電器、充電台、マウス、スピーカー、ケーブルクリップなど種類は豊富。それらを収納する小型のバッグも売っています。今や海外渡航にスマートフォンは欠かせませんから、これらの商品もいざって時にここで買えると覚えておくと安心です。

  • スマホで使えるIT関連製品も豊富

モバイルバッテリーを日本から持ってくることを忘れてしまうことも多いでしょう。カラビナでバッグなどにぶら下げられるものや、動物の形をした「アニマル型バッテリー」など数種類が売っていましたが、一番気に入ったのがこちら。スイカの柄のモバイルバッテリーなのですが、開くとスイカの中身が見えるというもの。特別な機能はありませんがちょっとした遊び心が面白いですね。

  • スイカ型モバイルバッテリーは中身もスイカになっている

デスク周り用にペンスタンド兼用や、LEDライトのついたワイヤレス充電台などもありました。このIT関連製品コーナーの商品を見ているだけでも気が付けば30分くらい、あれこれと使い勝手を試してしまいました。

  • LEDライトの横はスマホのワイヤレス充電台になっている

バッグ類もノートPCの入るスリムなものからバックパックまで種類は豊富。長期滞在中にはこの手のものも必要になることがあるかもしれません。

  • スリムなノートPCバッグ

さて今の時代を反映した商品もいくつかありました。円柱型のスタイリッシュな筒状のこちらは、中に入れたスマートフォンを充電しつつ、除菌もできるとのこと。半透明なのでスマートフォンのスリープをOFFにして、時計アプリを表示してデジタル時計にもできそうです。

  • スマホの充電と除菌を同時にできる

またUSBケーブルのついた小型のバッグは中に紫外線ランプがあり、入れたものを殺菌できます。スマートフォンはもちろん、マスクやハンカチ、眼鏡など普段使うものを毎日簡単に除菌できるのです。

  • 日用品を除菌できるバッグ

イタリア滞在中、あいにくの天気で観光もままならないとか、予定が変更になってちょっと時間ができた、なんてこともあるでしょう。カフェでのんびり過ごすのもいいですが、dmailで何かを探すのも楽しい時間を過ごせそうです。

  • 旅行に持っていくのもいいかもしれない