Samsungは、スマートウォッチの最新モデル「Galaxy Watch5」「Galaxy Watch5 Pro」を発表しました。新たに温度センサーを追加して、独自の「BioActive」センサーの精度も向上させるなど、ヘルスモニタリング機能が強化。Watch5 Proは、アウトドアでの利用にも適したモデルとなっています。
グローバルでの発売は8月26日から。一部の国では10日から予約を開始。Watch5はBluetooth版が279ドルから、LTE版が329ドルから。Watch5 Proは同449ドルから、499ドルから。
Watch5に搭載されたBioActiveセンサーは、光学式心拍数、新電信号、生体電気インピーダンス分席を組み合わせた独自チップで、心拍数・血中酸素濃度・ストレスレベルなどが測定可能。一部市場では血圧測定機能にも対応します。
センサーが触れる表面積が増えたことで、測定精度も向上。新たに搭載された温度センサーを使うことで、より高度な測定ができるとしています。体組成測定ツールを使うと、健康状態の把握、目標の設定などに加え、目標に対する進捗状況も検出してくれます。
睡眠検出では、睡眠段階やいびきの検出、血中酸素濃度のモニタリングによって睡眠パターンを把握。スリープ・コーチングで睡眠の改善を実現してくれるとしています。転倒検知機能も強化。自宅での転倒、ベッドからの転落を検知して通知する機能も備えています。
Googleアシスタントでの音声操作に対応し、ネットワークにつなげば単体でGoogleマップによる経路案内表示も可能。バッテリー容量は前モデル比13%向上し、充電速度も30%高速化。サファイアクリスタルディスプレイによって、前モデル比約60%頑丈になったそうです。
Watch5 Proは、センサーなどの基本スペックは同等です。サファイアクリスタルディスプレイとチタンケーシングを採用して耐久性を向上。ベゼルデザインを突出させたことでディスプレイも保護しているそうです。耐久性の高いバンドとして「D-Buckle Sport Band」が付属しています。
またWatch5 ProではGPX機能を搭載し、ハイキングのルートを記録してSamsung Healthアプリ経由でルートの共有が可能。ルートのダウンロード、ターンバイターンのルート案内がウォッチ上で行えます。ルートを逆に案内するトラックバック機能も備えています。
なお、バリエーションモデルとして、ゴルフコースでキャディのように情報通知などをしてくれる「Galaxy Watch5 Golf Edition」も用意されています。価格は329ドルからの見込み。