スマートウォッチはデザインを重視した製品やブランド提携モデルが出てくるなど、IT製品からファッション製品へと進化しています。そのような状況の中、ルイ･ヴィトンは2022年1月に”これまでにないコネクテッド ウォッチ”として「タンブールホライゾンライト･アップ」を発売、日本でも購入可能です。ルイ･ヴィトンが作るスマートウォッチですから、他の製品とは一味も二味も異なる魅力が詰まっています。
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ルイ･ヴィトンからスマートウォッチが登場
タンブールホライゾンライト･アップは3つのカラーバリエーションが存在します。価格はシルバーフレームの「タンブールホライゾンライト･アップ」が434,500円（ストラップにより価格は異なります）、ブラックフレームの「タンブールホライゾンライト･アップ マットブラック」とブラウンカラーの「タンブールホライゾンライト･アップ マットブラウン」が522,500円（同）です。スマートウォッチで50万円は高価ですが、ルイ・ヴィトンの時計と考えればむしろ手ごろな価格と言えるかもしれません。
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モノグラムのベルトをつけた「タンブールホライゾンライト･アップ マットブラウン」
タンブールホライゾンライト･アップの最大の特徴はカーブデザインの「太鼓」のようなドーム型ガラスを採用していること。時計の周囲にはモノグラムの柄がぐるりと縁に配置されていますが、この部分はスマートウォッチの表示画面とは別になっており、埋め込まれた24個のLEDで光ります。そのすぐ内側にある時計の数字部分が境になっており、この内側がスマートウォッチのディスプレイという構造です。しかし表面上はドームガラスで覆われているためすべてがつながっている美しいデザインになっています。しかもサファイアグラスのため傷に強く、保護フィルムを貼り付ける必要もありません。
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外側の縁に並ぶモノグラムはライトで光る。時刻の数字の内側がスマートウォッチ画面だ
時計のフェイス部分のベゼルの幅を極限まで薄く見せることができるこのデザインは秀逸で、ルイ・ヴィトンによると「美しいデザインと精巧な設計が特徴のサファイアガラス──ウォッチのスクリーンとして機能する緩やかに湾曲したガラスは、まるで遥か遠くの地平線に溶け込んでいくインフィニティプールのごとく、今にもウォッチの端から溢れ出そうに見えます」とのこと。また一見しただけでルイ・ヴィトンの製品とわかります。
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スマートウォッチには見えないデザイン。一目見てルイ・ヴィトンの製品とわかる
このタンブールホライゾンライト･アップはただのスマートウォッチではなく、ルイ・ヴィトンのかばん同様に「旅」を意識した製品となっています。ウォッチフェイスは大胆なグラデーションなど複数が用意され手軽にカスタマイズも可能。スマートウォッチですから後からのアップデートで新しいフェイスも提供されるようです。
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フェイスは大胆なデザインのものを用意
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アップデートで後からフェイスも追加される
スマートウォッチとしての機能は一般的な活動量計として歩数計測や心拍数計測に対応。グラフィカルなユーザーインターフェースは、例えば天気予報の画面で周囲の24時間に合わせて時間ごとの天気のアイコンを配置するなど、機能性も高められています。またカメラのリモートシャッターやタイマー機能も充実しています。
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ユーザーインターフェースは美しさと使いやすさを両立
操作は画面タッチと竜頭（りゅうず）の回転・プッシュを使います。画面は右スワイプで「My Day（マイ･デイ）」機能を表示。予定、アジェンダ、天気情報、歩数、心拍数、空気室指数を見ることができます。下スワイプではSNSなどの通知を表示可能。上にスワイプするとコントロールパネルが表示され、タイマー、アラーム、音楽、Alipay（中国のモバイルペイメント）などの操作や設定ができます。そして左にスワイプすると「My Travel（マイ･トラベル）」機能が表示されます。
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画面タッチと竜頭で操作できる
「My Travel」はタンブールホライゾンライト･アップならではの旅行支援アプリで、旅行の計画の表示が行えるほか、メールやQRコードから航空券を読み取ってそれを表示することもできます。さらにルイ・ヴィトンが厳選する30都市のシティガイドを表示してくれます。このシティガイドは都市を選択すると、現在の時間に合わせて最適なアクティビティーを提案。たとえば昼前ならランチに最適なお店、午後なら美術館、夜遅ければバー、といった具合に各都市にある代表的なショップなどを画面に紹介してくれるのです。
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My Travelでは旅行中にルイ・ヴィトンがその時間に最適なお店などを表示してくれる
もちろんガイドブックやスマートフォンを持っていれば現地の情報はいくらでも手に入ります。でも飛行機を降りて「今、何をしようかな」と思った瞬間に、タンブールホライゾンライト･アップならば画面を数回タッチするだけで素早くプランを提案してくれるわけです。
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旅行中にルイ・ヴィトン厳選のガイド情報が入手できる
タンブールホライゾンライト･アップはiPhone（iOS）はもちろんAndroid OS、さらにファーウェイのHarmonyOSにも対応。充電は専用のマグネット式の充電台を使ってUSB経由で行います。
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スマートフォンアプリからもフェイスのカスタマイズなどが可能
スマートウォッチと考えるとあれこれ機能を使わなくてはならない、なんて思ってしまいがちですが、難しいことは考えずに「スマートフォンと連携して海外へ行ったときも自動で現地時間に変更てくれる便利な腕時計」として使うのも贅沢ながらいいかもしれません。アートとテクノロジーの世界をシームレスに融合したタンブールホライゾンライト･アップ、今のスマートウォッチに飽き足らない人にもお勧めでしょう。
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高機能な腕時計として使うのもいい。ルイ・ヴィトンの製品としては高くはない
