米国のバーベキューグリルメーカー、Weber(ウェーバー)は8月1日、屋外で使えるバーベキューグリル「GENESIS(ジェネシス)」の新製品4モデルを発表した。この内上位2モデルは、同社で初めてIoT機能を備える。発売日は9月16日。直販サイトなどで販売する。
ラインナップと価格は、通信機能付きで4バーナーの「SE-SPX-435」が389,990円、通信機能付きで3バーナーの「SE-EPX-335」が329,990円、通信機能なしで4バーナーの「E-435」が279,990円、通信機能なしで3バーナーの「E-335」が229,990円。
ガスグリル「GENESIS」は、ガスを燃料として食材を加熱する大型のバーベキューグリル。Weber製バーベキューグリル共通の特徴である蓋も装備する。蓋の内側には反射板を備え、食材に対して均等に熱を通す。
今回発売する4モデルのうち上位2モデル(「SE-SPX-435」と「SE-EPX-335」)は、WEBER CONNECTテクノロジーを搭載する同社初の「スマートガスグリル」だ。Wi-FiやBluetoothでスマートフォンアプリ「Weber Connect」と連携。グリル内の温度と焼いている食材の温度をリアルタイムに計測しながら、食材をひっくり返したり焼き上がったりするタイミングをスマートフォンから知らせる。
上位2モデルはさらに、バックライト付きのダイヤルと、蓋を開けたときに焼くスペースを照らすLED自動グリル照明を装備し、夜間にもストレスなくグリルを使用できるとする。
4モデル共通の特徴として、シリーズ史上最も広いとする調理エリア(食材を焼くスペース)を備え、シリーズ最大の火力で焼き上げられる。調理エリア上には焼き網を取り付けるられるため、メイン料理とサブ料理など複数の調理を同時に進められる。加えて、調理エリア横には折り畳み式サイドテーブルを搭載し、食材のカットなどが可能。
付属品として、新しいグリルウェアシリーズ「WEBER CRAFTED」の調理用焼き網(グルメBBQシステム対応)とフレームキットが付属する。