NTTドコモは7月28日より、FCNT製スマートフォン「arrows Be4 Plus F-41B」をAndroid 12に更新するOSアップデートの配信を開始した。
「arrows Be4 Plus F-41B」は2021年5月に発売されたエントリー向けスマートフォン。5G非対応だが、ハンドソープなどで本体を丸洗いでき、ドコモオンラインショップ価格が21,780円という低価格が特徴となっていた。
更新時間は約27分。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は「V38R052A」となる。Android 12へのアップデートに伴う主なアップデート内容は次のようなもの。
プライバシー強化
カメラ/マイクの使用中にアイコンが表示されるようになり、アプリがカメラ/マイクを使用していることが一目でわかるようになる。また、位置情報の利用を許可する際に、正確な位置情報のほかにおおよその位置情報を選択できるようになり、ユーザーが用途に合わせて利用する位置情報の粒度を選択できるようになる。
クイック設定パネル・通知のリニューアル
クイック設定パネルや通知が大幅にリニューアルされる。また、設定画面でモバイルネットワークとWi-Fiを一括で管理できるようになる。
スクロールスクリーンショット
1画面に収まらない表示のスクリーンショットを取得する際、画面に表示されていない部分も含めて1つのスクリーンショットとして保存できるようになる。範囲を指定することも可能。ただしアプリや画面によっては対応しないこともある。
その他の更新点
アップデートには上記のほか、以下のような内容も含まれる。
- まれに電源再起動を繰り返す場合がある事象の改善
- 数字入力画面で0などを長押しし記号を表示した際、指を離しても記号の表示が消えない場合がある事象の改善
- セキュリティパッチの更新。セキュリティパッチレベルは2022年6月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidセキュリティ速報 - 2022年6月」を参照