カシオ計算機は7月14日、「Speed and Intelligence」をコンセプトに掲げる高機能ウオッチ「EDIFICE」の新製品として、「ECB-2000」シリーズ(2モデル)を発売する。フォーミュラカーのサスペンションから着想を得たケースデザインが特徴だ。
ラインナップと価格は、黒と赤を基調とした本体にソフトウレタンバンドを合わせた「ECB-2000YPB」が36,300円、ステンレスバンドで質感を高めた「ECB-2000YPB」が33,000円。発売日は8月12日。
「ECB-2000」シリーズは、フォーミュラカーのサスペンション形状をイメージしたケースを採用するモデル。モータースポーツコンセプトを、EDIFICE史上最も強く表現した外装デザインとうたう。
ケースとバンドをつなぐラグは、スポーツカー車体とタイヤをアームでつなぐサスペンション方式「ダブルウィッシュボーン」をモチーフに、4本のアーム状でデザインした。
ケース素材は、高い強度のカーボンファイバー強化樹脂をEDIFICEで初めて採用。風防には内面無反射コーティングのサファイアガラスを用いている。防水性能は10気圧。
時計本体にBluetooth機能を内蔵しており、スマートフォンと連携する「モバイルリンク機能」を装備。専用アプリ「EDIFICE Connected」は、正しい時刻の自動修正、アプリ上の地図から都市を選ぶだけのワールドタイム機能などを提供する。また、時計で計測したストップウオッチのデータをアプリへ転送・表示するといった、レース活動に役立つ機能もEDIFICEらしいポイントだ。